貝塚市の特産物について

水なす

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「水なす」は、江戸時代の初期から栽培されていると伝えられている泉州・貝塚の特産品です。

「水なす」は、一般のなすに比べてずんぐりとした丸型で、皮が柔らかく、名前のとおり水分をたっぷりと含み独特の甘さを持っています。

浅漬けを始め、ゆでなす、焼なすなど様々な調理法でおいしくいただけます。

みつば

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さわやかな香りと、カロチン、カリウムが豊富な健康野菜の「みつば」も、貝塚の特産物のひとつです。

種蒔きから定植まですべて機械化された水耕栽培で、一年中、安定して収穫されています。

種蒔きから収穫までは約55日。旬は10月から3月で、秋口が最盛期となります。

しゅんぎく

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「しゅんぎく」は、カルシウムやβ-カロチン、ビタミンB、Cを多く含んだ緑黄色野菜です。

貝塚産の「しゅんぎく」は、葉の切れ込みが深く、株張りがいいのが特徴で、生産者が日頃の世話から収穫まで手間をかけて減農薬、減化学肥料で栽培されており、高い品質を維持しています。

紅ずいき

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「ずいき」は、関西地方で、夏の伝統野菜として昔から親しまれています。

中でも貝塚の特産品として、最近、注目されるのが「紅ずいき」です。

ずいきとは「唐の芋」という里芋の葉茎のことで、その葉茎が赤褐色であることから紅ずいきと呼ばれています。食物繊維の豊富な健康食品です。

ふき

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冬の終わりを告げる野菜として古くから珍重されるふきは、数少ない日本原産の野菜のひとつで、独特のほろ苦さと香りが楽しめる貝塚の特産品です。

歯ごたえもよく、ちらし寿司の具にもぴったり。旬の3月から5月には、食卓に春の香りを運んできます。

たまねぎ

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明治時代から作られている泉州玉ねぎは水分が多く、甘みがあり、柔らかいのが特徴です。

全盛期と比べて作付面積こそ減ったものの、現在でも水稲の裏作として重要な作物です。

貝塚市内ではあちこちに保存のためのたまねぎ小屋を見ることができます。

温州みかん

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三ヶ山・木積の丘陵地は、「温州みかん」の産地として知られています。

「温州みかん」は、秋が深まるほどに糖度が増してくるので、11月頃からが一番の食べ頃で、発ガン抑制効果のあるβ-クリプトキサンチンが多量に含まれる健康果実です。

たけのこ

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木積地区などの手入れの行き届いた竹林で育った「たけのこ」は、朝掘りが一番です。

色が白く口あたりもやわらかで、掘りたての新鮮なたけのこは、生のままわさび醤油でも食べられ、京都産のたけのこにも負けない味です。

しいたけ

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しいたけ本来の風味を守るため原木栽培にこだわった蕎原地区で生産される「しいたけ」は、肉厚で歯ごたえのある独特の風味が特徴です。

葛城山から湧き出るきれいな水と澄んだ空気の中で一年を通じて生産されています。

馬場なす

馬場なす

現在、主に流通している一般的な水なすは、ずんぐりとした丸い形をしていますが、細長い形(中長系)の水なすも泉州地域で古くから栽培されていました。

馬場なすは、古くから地元(貝塚市馬場地区)で栽培されていた中長系の水なすを、「地元の名物になるように」と、平成16年に地元直売所がオープンしたことを機に地元の方たちが周知活動を続けてきました。

皮が柔らかく水分が多いのが特徴の水なすですが、馬場なすは一般的な水なすと比べて更に皮が薄く身も柔らかいのが特徴です。その分、栽培には水なす以上に難しく手間がかかり、生産量も水なすよりも少ないため、まさに「幻の水なす」とも言われています。

この記事に関するお問い合わせ先

都市整備部  農林課 農林担当

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ファックス:072-433-7511(代表)
〒597-8585
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