下水道工事
下水道工事の進め方
(1)現地の測量調査
下水道管(汚水管、マンホール等)の埋設位置を検討するために、予定箇所の調査や測量を行います。また、試験掘りを行い、地下埋設物(ガス管、上水道管、電話線等)の位置確認や土質の事前調査をする場合もあります。
(2)施工業者の決定
(1)の結果に基づいて設計図面を作成し、工事の費用を算出し、入札により施工業者を決定します。
(3)支障となる地下埋設物の移設工事
すでに埋設されているガス管、上水道管等が下水道工事に支障となる場合、支障とならない位置に移設工事を行います。
(4)工事のご説明及び公共汚水ます設置の申請
工事箇所の住民や関係者の方々に対し、当課の担当職員が工事に係る一連の流れについてご説明させていただきます。また、汚水ます設置申請書をお渡ししますので、公共汚水ますの設置場所を決定の上、提出をお願いします。
(5)下水道工事の開始
下水道管及び各ご家庭等への取付管、公共汚水ますの設置工事を行います。
(6)ガス管、上水道管等の復元工事
(3)で移設した埋設物を元の状態に戻します。
(7)舗装本復旧工事
道路の舗装工事を行います。これで一連の工事が完了します。
管渠工事の埋設工法
(1)開削工法
地面を直接掘削して、下水道管を埋設していく工法です。比較的浅いところで用いられる一般的な工法です。
(2)推進工法
推進機を使って管を押し込んで地中に下水道管を埋設していく工法です。埋設位置が深いところや開削工法で施工できないところで採用しています。