戸籍とはどういうものですか
(1)戸籍とは
戸籍とは、日本人が出生してから死亡するまでの身分関係(出生、結婚、死亡、親族関係など)について、登録・公証するためのものです。
現在の戸籍は、原則として1組の夫婦及びその夫婦と同じ氏の未婚の子を編製単位として作られています。
戸籍は、本籍と筆頭者の氏名で表示され、戸籍法に基づく届出により記録され、本籍地の市区町村役場に保管されています。
戸籍謄本や抄本が必要な場合は、本籍地の市区町村役場に請求してください。
(2)本籍と筆頭者
「本籍」とは戸籍の所在場所のことです。「本籍」と「住所」は一致している場合もありますが、全く別のものです。
「筆頭者」とは戸籍の1番最初に記載してある人のことです。筆頭者は死亡しても変わりません。
婚姻の際に、夫の氏を名乗ることとした場合は夫が、妻の氏を名乗ることとした場合は妻が戸籍の筆頭者となります。
(3)戸籍全部事項証明と戸籍個人事項証明
戸籍全部事項証明(戸籍謄本):戸籍に記載されている全員について証明したものです。
戸籍個人事項証明(戸籍抄本):戸籍に記載されている一部の人について証明したものです。
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更新日:2016年03月15日