特定外来生物クビアカツヤカミキリについて

更新日:2023年02月01日

特定外来生物クビアカツヤカミキリについて

クビアカツヤカミキリの写真

クビアカツヤカミキリ(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所より写真提供

クビアカツヤカミキリ

原産地:中国、朝鮮半島など

体長:2~4センチメートル(成虫)

特徴:からだ全体がツヤのある黒色

胸部(頭部の下)が赤色

発生時期:6月から8月

クビアカツヤカミキリは、サクラ、モモ、ウメなどのバラ科の樹木に産卵(1個体あたり300個以上)します。

ふ化した幼虫は、樹木の内部を食い荒らし、さなぎを経て、成虫になります。寄生された樹木は、衰弱し枯死します。

早期発見にご協力ください。

成虫

サクラなどの樹木を守るには、クビアカツヤカミキリを早期に発見し、駆除することが必要です。成虫を発見した場合は、殺虫剤や踏みつぶすなど、その場で駆除してください。

成虫は、飛ぶので速やかに駆除(捕殺)してください。

飛んで逃げてしまうと、さらに被害が拡大します。

クビアカツヤカミキリは、2018年1月に特定外来生物に指定されたため、飼育や生きたまま持ち運ぶことは禁止されています。

幼虫

幼虫を発見するには、樹木の孔(あな)から排せつされるフラス(排せつ物)を見つけることが重要な手がかりとなります。フラスは、4月~10月ごろに活発に排出されます。

 

フラスとは、幼虫が排出するフンと木くずの混ざったものです。

フラスの色は、茶色や茶褐色。

1. 排出直後のフラスは、ミンチ状・かりんとう状につながっています。

2. 根元に大量のフラスが溜まっています。

サクラの木の幹や根元をよく観察してください。フラスが見つかるかもしれません。

クビアカツヤカミキリのフラスの写真1

クビアカツヤカミキリのフラス(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所より写真提供

クビアカツヤカミキリのフラスの写真

クビアカツヤカミキリのフラス(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所より写真提供

成虫やフラスを発見した場合は、貝塚市廃棄物対策課までご連絡ください。

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 廃棄物対策課

電話:072-433-7009
ファックス:072-433-7039
〒597-8585
大阪府貝塚市畠中1丁目17番1号 第2別館2階

メールフォームによるお問い合わせ