教育委員が描かれた絵馬が八坂神社・上賀茂神社に奉納されました
令和7年11月19日(水曜日)に、京都の八坂神社と上賀茂神社において、日本文化構造学研究会による、来年の午年に向けた絵馬奉納奉告祭が執り行われました。
奉納された絵馬は、本市の教育委員で画家の幾田邦華さんにより美しい「神馬」が描かれ、来年が幸多き年となるよう、神社に展示されます。
<展示予定>
八坂神社 令和8年元旦から社務所入口にて展示予定
上賀茂神社 令和8年元旦から1月下旬まで 細殿正面にて展示予定

神籬(ひもろぎ)を神馬にのせて渡御する神馬をモデルとしています。
2020年と2021年コロナ禍のため人が担ぐ神輿渡御に替えた特別行事の神馬の様子です。神馬の衣装の紋は、金の糸の刺繍として立体感を出す日本画の特別な技法で12時間かけ描かれました。新年午年には、清らかな心で幸多き年になるよう願いを込められています。

祭事や白馬奏覧神事などに特別な日の「神馬」をモデルとしています。
神馬の身体は、雷光が反射したように輝き立体感を表現。瞳は自然の景色に眼を向け、空や水面、緑の木々が映り込んでいる色彩で描かれています。
白い帯の紋は、プラチナ絵の具が使用されており、これには、幾田委員の特別な思いが込められています(幾田委員の師・満田竹水氏の父で元展美術協会前会長の故・満田天民氏から受け継いだ絵の具で、1973年、バチカン市国パウロ六世聖下に献上した『マリア観音像』屏風に用いたもの)。
来年午年が平和な世界となりますよう心を込めて制作されました。
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更新日:2025年11月26日