給食ができるまで
献立作成
貝塚市の学校栄養教職員が毎月献立原案を立てます。
献立を立てるときは、次の点を考慮しています。
衛生的で安全であること。 (できるだけ食品添加物や農薬の少ない物を使用する) 子どもの成長、健康増進に必要な栄養量を満たし、特に家庭で不足しがちな食品を取り入れること。
1食当たりの給食費に見合う献立であること。
施設設備、食器、調理作業などを考慮した上で、できる限り手作りにすること。
行事食、郷土食、季節の食べ物など食文化を考慮すること。
献立委員会
原案をもとに、教育委員会、学校栄養教職員、調理員、給食担当教諭が話し合って、「貝塚市共同献立」を決定します。
物資購入
決定した献立に基づき、業者から提出された見本を検討し選定します。
味、価格のほかに安全性にも気を配ります。
また、食材料はできるだけ新鮮なものを使うようにしています。
調理
各学校の給食室で調理します。衛生に気を配り、化学調味料などはできるだけ使わず、手作りを心がけています。
シチューのルウは、小麦粉とバターから30分以上かけて作ります。
だしも、削り節やだし昆布、鶏がらなどから取っています。
給食
給食時間は、準備、後片付けを含めて、40分くらいです。
食材
パン
無漂白の小麦粉に、砂糖、ショートニング、イースト、塩などを加えて作られています。給食のパンは甘みを抑えて、小麦本来の味やおかずの味を損なわずに食べられるように考えられています。
基準配合
小麦粉 低学年 55グラム 中学年 65グラム 高学年 75グラム
砂糖 8% ショートニング 8% イースト 2~3% 塩 2%以下 ※令和4年度から、食物アレルギーに配慮し、脱脂粉乳を抜きました
パンの種類
コッペパン、減量パン(麺類などの時は、小麦粉の量を減らしています)、うずまきパン、黒糖パンなどがあります。
ご飯
国産のこしひかりや新米の時期には貝塚産のひのひかり(エコ米)を使用しています。
白いご飯以外に、麦入りのご飯、ピラフ、炊き込みご飯などもあります。
週に3回の米飯給食を行なっています。
牛乳
1本200 ccで、市販牛乳と同じ内容の物です。
おかず
文部科学省から示されている栄養量に基づいて献立を作っています。多様化を図る意味でもバラエティーに富んだ献立を考え、児童にとって好きな物ばかりではなく、いろいろな種類の食品を使うようにしています。また、食材料は品質の良い安全な物を選択し、給食室で衛生的に調理しています。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
教育部 教育総務課
電話:072-433-7105
ファックス:072-433-7107
〒597-8585
大阪府貝塚市畠中1丁目17番1号 本館5階
更新日:2022年05月27日