家屋が古くなったのに評価額が下がらないのはなぜか

更新日:2016年04月01日

 固定資産の評価(家屋)については、総務大臣の定める「固定資産評価基準」によって行われますが、これにより求められた評価額は原則として3年に1度の基準年度ごとに評価額を見直す評価替えを行うことになっています。

 具体的には、評価の対象となった家屋と同一のものを、評価替え時点でその場所に新築した場合に必要な建築費を求め、家屋の建築後の経過年数や構造等に応じて定められている経年減点補正率(家屋の年数経過による損耗の状況による減価のこと)を乗じて新しい評価額を求めます。

 ただし、求めた新しい評価額が前年度の評価額を超える場合は前年度の評価額を据え置きます。建築年度の古い家屋は過去に建築費の上昇が続いたため、再計算しても新評価額がそれまでの評価額を上回り、評価額を据え置いていたこともあり、近年の建築資材等の価格の下落を考慮しても以前から据え置いている評価額を下回るまでには今もいたらず、結果的に評価額が据え置かれたままで下がらないということがあります。

 

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 課税課 家屋担当

電話:072-433-7253
ファックス:072-433-7256
〒597-8585
大阪府貝塚市畠中1丁目17番1号 本館1階

メールフォームによるお問い合わせ