住民税が給与から差し引かれるしくみについて知りたい

更新日:2009年03月25日

住民税を給与からの天引きによって徴収する方法を「特別徴収」と言います(納税者が直接住民税を納付する方法は「普通徴収」と言います)。また、特別徴収を行う会社・事業者を「特別徴収義務者」と言います。
 住民税は前年中の収入に対して課税されますが、特別徴収義務者である給与の支払者は、その年の1月1日に在籍している従業員について、前年中に支払った給与の総額や徴収した社会保険料などをその従業員が1月1日に居住している市町村に「給与支払報告書」で報告する義務があります。市町村はその報告書をもとに住民税の額を決定し、特別徴収義務者に税額を通知します。特別徴収義務者は通知をもとに従業員の給与から住民税の天引きを行います。「特別徴収」では課税された住民税を、6月から翌年の5月までの12回に分けて徴収します。従業員への税額通知は市町村から特別徴収義務者を通じて行われます。ただしアルバイト職員などでは天引きをされない場合もあります。その場合は市役所から送られてくる納付書で直接住民税を納付していただく必要があります。
 普通徴収をされているかたが就職された場合などは、普通徴収の納期が未到来の住民税に限り特別徴収へ切り替え可能な場合があります。特別徴収を希望するかたは、会社の給与事務の担当者とご相談ください。

 

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