浴室の床やタイル、便器の内壁等にピンク色のヌルヌルしたものができるのですが

更新日:2018年04月03日

【原因】

  浴室の床やタイル、便器の内壁等は水が溜まりやすく、また石鹸カスや湯垢、汚物等で汚れやすいため、空気中に浮遊している霊菌等の細菌が付着し、繁殖しやすくなっています。これらの細菌は繁殖にともなって桃色等に着色します。着色の原因はこれらの細菌で、水道水ではありません。特に、湿度が高い所で新築の家に多いことが特徴です。

【安全性】

  霊菌(セラチア菌)等の着色する細菌自体は、病原菌ではありませんが、他の雑菌も繁殖している可能性がありますので、除去するようにしてください。

【対策】

 1.水でよく洗い流し、取れないときは、熱湯または市販の漂白剤をお使いください。霊菌等の細菌やカビは塩素消毒すると完全に死滅します。ただし、漂白剤を使用するときには、換気に気を付け、浄化槽がある場合には使用量にも注意をしてください(浄化槽内の微生物も死滅する可能性があります)。

 2.空気中の雑菌は、湿度の多いところで繁殖しますので、浴室やトイレはよく換気し、石鹸カスや湯垢等が残らないように、こまめに洗浄してください。  

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