容器、布類、タイル等が青色になるのは

更新日:2018年04月03日

【原因】

 1.給水管、給湯管、湯沸器、風呂釜等に使用されている銅管がまだ新しい時期には、微量の銅が溶出します。その銅が容器、布類、タイルに付着している石鹸や垢に含まれる脂肪酸と反応し、水に溶けない青色の「銅石鹸」を作るのが原因と考えられます。

 2.銅管は、長期間使用していると酸化銅の被膜が形成され、銅の溶出はほとんど無くなります。一般的に数週間から数ヶ月で被膜は形成されます。

 3.アイボリー系のカラー浴槽に水を溜めると青く見えますが、これは水による光の散乱や吸収によるものです。実際に水が着色しているものでありません。

【安全性】

  銅は生体の必須元素で、人に対する毒性は低いとされています。成人の1日必要摂取量は約2ミリグラムといわれています

【対策】

 1.浴槽、洗面所等は洗浄が不十分であると、湯垢や石鹸カスが溜まり、そこに「銅石鹸」ができて青く着色する原因となりますので、着色を防ぐには、こまめに洗浄することが大切です。

 2.青く着色した浴槽やタイルの目地は、アンモニア水(10%溶液)を少量流した後、スポンジ等でこすり、食酢(10%)で中和し水で洗い流します。また、青く着色したタオルや布地の場合、温めた(70度から80度)食酢(10%)に浸しますと短時間で脱色できます。

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