貝塚市の特産物

更新日:2020年04月20日

水なす

実った水なす

江戸時代の初期から栽培されていると伝えられている泉州・貝塚の特産品である水なすは、一般のなすに比べてずんぐりとした丸型で、皮が柔らかく、名前のとおり水分をたっぷりと含み独特の甘さを持っています。浅漬けを始め、ゆでなす、焼なすなど様々な調理法でおいしくいただけます。

旬:6月~10月

みつば

ビニールハウスのみつば

早春を告げる香りと、歯ざわりが特長のみつばも、貝塚の特産品のひとつです。種蒔きから定植まですべて機械化された水耕栽培で年7回から8回も栽培できるため、安定した収穫が可能となりました。カロチン、カリウム、食物繊維が豊富な健康野菜です。

旬:3月~6月

しゅんぎく

畑のしゅんぎく

鍋物に欠かせないしゅんぎくは、カルシウムやβ-カロチン、ビタミンB、Cを多く含んだ緑黄色野菜です。貝塚産は葉の切れ込みが深く、株張りがいいのが特徴で、生産者が日頃の世話から収穫まで手間をかけて減農薬、減化学肥料で栽培されるしゅんぎくは、高い品質を維持しています。

旬:10月~11月

紅ずいき

大きく育った紅ずいき

関西では昔から夏の伝統野菜として親しまれてきたずいき。中でも貝塚の特産品として、最近、注目されるのが「紅ずいき」です。ずいきとは「唐の芋」という里芋の葉茎のことで、その葉茎が赤褐色であることから紅ずいきと呼ばれています。カルシウムを多く含み、ダイエット食品としても有望な作物です。酢を加えた熱湯でゆで、冷やした和え物は夏の風物詩です。

旬:7月~8月

たまねぎ

並んだたまねぎ

明治時代から作られている泉州玉ねぎは水分が多く甘みがあり柔らかいため、オニオンスライスなどの料理に最適です。全盛期と比べて作付面積こそ減ったものの、現在でも水稲の裏作として重要な作物です。

旬:4月上旬~6月上旬

みかん

実ったみかん

三ヶ山・木積の丘陵地は、みかんの産地として知られています。みかんは、秋が深まるほどに糖度が増してくるので、11月頃からが一番の食べ頃で、発ガン抑制効果のあるβ-クリプトキサンチンが多量に含まれる健康果実です。

旬:10月~12月

たけのこ

新鮮なたけのこ

木積などの手入れの行き届いた竹林で育ったたけのこは、朝掘りが一番。色が白く口あたりもやわらかで、掘りたての新鮮なたけのこは、そのまま食べられるほど柔らかく甘いため、大変おいしいです。

旬:4月中旬~5月中旬

しいたけ

原木栽培のしいたけ
しいたけ本来の風味を守るため原木栽培にこだわった蕎原地区で生産されるしいたけは、肉厚で歯ごたえのある独特の風味が特徴です。葛城山から湧き出るきれいな水と澄んだ空気の中で一年を通じて生産されています。