伝統工芸・伝統芸能

更新日:2020年04月20日

和泉櫛

さまざまな和泉櫛

 貝塚は我が国最古のつげ櫛の産地。それだけに和泉櫛の通りの良さ、使い込むほどに馴染む質感は他では真似のできない味わいです。

唐木指物

さまざまな唐木指物

唐木指物とは、紫檀、黒檀など堅く油分の多い唐伝来の美材を使い、釘を用いず組み手で形づくり、磨き、拭きうるしで仕上げたものです。

千本搗餅つき

千本搗餅つきの様子

水間寺開創のとき、本尊出現を祝って行基と十六童子(ドウジ)が餅をつき本尊に供養したのが始まりといわれ、たて杵(キネ)をもった若者が唄にあわせて曲搗(キョクヅ)きをする。餅は厄除餅(ヤクヨケモチ)として参詣者にくばられる。
(日程:1月2・3日)

三夜音頭

三夜音頭の様子

貝塚三夜音頭は、本願寺第11世顕如が貝塚御坊に入ったことを祝い、住民が3日3晩にわたって踊り明かしたのが始まりだと伝えられている。踊りは輪踊りで、「ブチ」というレンガ状の木を使った、さんや独特の太鼓の打ち方「ちょんがけ」が特徴的で、現在は、貝塚三夜音頭継承連絡会が中心となって感田神社で行われている。
(日程:盆頃の2日間)

東盆おどり

東盆おどりの様子

東盆踊りは、江戸時代中期に朝島三之丞という人物をゆかりとする円光寺で行われた念仏踊りが起源とされる。「口説き」と「さんや」と呼ばれる二種類の音頭、ゆったりとした哀調をおびた優雅な踊り、工夫をこらした仮装と、太鼓やカネを使わない三味線や尺八、大正琴などの伴奏が特色である。
(日程:8月14~16日)

三ツ松明土行念仏(チャンチャンヒキ)

三ツ松明土行念仏(チャンチャンヒキ)

三ツ松で「チャンチャンヒキ」として親しまれている盆行事で、先祖供養と人生儀礼の2つの要素をもち、中世に妙順寺の創建とともに始まったと伝えられる。太鼓と鉦を打ち鳴らし、念仏を唱えながら、村内の決められた道順をたどり、水間共同墓地まで往復する行事である。
(日程:8月14日夕方)