令和5年5月20日、21日

市制施行80周年記念式典の開催にあたり、姉妹都市のアメリカカルバーシティ市から姉妹都市協会共同代表のリサ・セイパーストン様、友好交流協定を締結している台湾台中市北区区長の陳宋祈様をはじめ8人の職員のかたがお越しになりました。
5月20日、市内観光中の皆様を水間観音駅でお出迎えしました。そして、それぞれの訪問団の来訪を記念したヘッドマークをつけた水間鉄道の列車で車窓からの風景を楽しみながら、貝塚駅まで同乗し沿線の説明を行いました。翌21日には記念式典にご臨席いただき、これまでの交流に対しての感謝状を贈呈いたしました。
滞在の間に、二色の浜や水間観音、つげ櫛の工場見学などこれまで市民の皆様が紡いでこられた市の自然・歴史・文化に触れていただきました。
カルバーシティ市とは、1965年の姉妹都市提携調印から約60年にわたり交流が続いています。1974年には、カルバーシティ市に日本庭園を寄贈しており、リサ様は、当時造園に携わった庭師である中塚義隆様と当時のアルバムをご覧になりながら、懇談されました。
また、1995年にカルバーシティ市に太鼓台を寄贈しており、寺内町の訪問の際に太鼓台の迫力や雰囲気を見学されました。
また、今回の台湾台中市北区の皆様の来訪は、今年2月に私や議会議長はじめ本市訪問団が訪台し、深まった交流をさらに継続して発展させるために来貝していただけたものです。区長の陳様からは市制施行80周年を祝した記念品を寄贈していただきました。今年7月には台湾台中市にある国立台中科技大学の学生のホームステイが予定されており、一層の交流の進展を期待しています。
これからもカルバーシティ市や台湾台中市北区の皆様とは、とりわけ青少年が国際感覚を養い、多文化共生につながるよう、教育・文化・スポーツなど幅広い分野において交流を推進し、関係を深めていきたいと考えています。