令和5年4月3日
4月3日、新規採用職員を対象に、「市職員として求められる職員像」について話しました。
市職員に求められる職務遂行のあり方を、山登りにたとえて説きました。まず、自分が立っている場所を確認する必要があります。なぜなら、貝塚市にとって、何が問題なのか、現状を認識することが大事だと考えるからです。
次に、登る山を決めます。その問題を克服するために、どういった課題を掲げて取り組んでいくのか、目標を設定するということです。
そして、どの山道をたどって登るのかを決めます。これは、どのような施策を立案すれば、効率的に目標が達成できるのか、ということです。
最後に、その施策を推進していくなかで、何合目までたどり着けたのか振り返ります。これは、施策の評価を行い、状況に応じて施策や目標自体を変更する必要はないのか、進捗管理をしていくことです。
また、自らを磨き続けることの大切さを語りました。貝塚市役所は同業他社がなく貝塚市民にとって他に代わるものがない唯一の組織です。職員には、その自負を持って、幅広い知識の習得や様々な経験の蓄積とともに「この分野は私に任せて」という得意分野も開拓してほしいと考えています
さらに、市職員の心構えを3点伝えました。
1点目は、市政は市役所という組織のためでも、市職員のためではなくて、市民のみなさまのために推進するものである。
2点目は、部や課といった所属部署の単位ではなく、市全体としてどのように取り組んでいくのか、という広い視点を持つ。
3点目は、市民のみなさまの声をたらい回しにしたり、受け身になったりするのではなく、主体的にニーズを収集して、政策検討に活かしていくということです。
新規採用職員のフレッシュな力や視点を取り込みながら、市政を推進してまいりますので、引き続き市民のみなさまのご理解とご協力をお願いします。
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更新日:2023年04月25日