令和5年2月6日

本市は、東京2020オリンピック大会の際に台湾女子卓球チームのホストタウンとして登録されたことを契機に、大会後も継続して台湾との交流を推進するため、令和3年10月6日に台湾台中市北区と友好交流協定を締結しました。

コロナ禍の影響で直接お会いする形での交流はできていませんでしたが、ようやく2月6日、私や市議会議長を含め12名で台中市北区役所を訪問することができました。交流会では、台中市から政府民生局の局長と科長が、北区から区長代理、区議員の方々が歓迎してくださいました。互いのまちについてのPR動画の鑑賞や行政課題についての意見交換を行いました。また、本市市制施行80周年記念式典へのご招待の気持ちをお伝えすることができました。

その後、かいづか国際交流協会が長年交流を続けている国立台中科技大学の日本語学科の先生方を訪問し、本市と台中市北区とのこれまでの交流など、様々なお話をすることができました。

国際交流事業については、つながりの継続と拡大が重要であると考えています。とりわけ、教育分野では、国際理解教育・多文化共生教育の一環として、令和4年度から台中市北区立人国民中学校と本市の第五中学校がオンラインにより交流し、英語を用いて互いの文化を学び合う取組みを進めているところです。台中市北区役所での交流会にも立人国民中学校の校長先生が出席されました。今後は他の小中学校でも同様の取組みが実施できるよう、台中市北区との連携をさらに深めてまいります。

また、本市の姉妹都市である米国カルバーシティ市との交流については、令和6年4月に、本市がカルバーシティ市に「日本庭園」を寄贈して50周年を迎えることから、その記念式典へのご招待をいただいております。今後も観光・スポーツ・教育など様々な分野で交流事業を進めてまいります。