令和5年2月16日

 本市の教育、学術や文化の振興に関する総合的な施策の方向性を示す「貝塚市教育大綱」について、令和4年10月、市長と教育委員会との連携強化を図るための総合教育会議を経て改正しました。私は、貝塚の子どもたちが社会で活躍する先輩方に触発され、自身に多くの可能性を感じ、健やかに成長することを願い、この大綱に、「社会で活躍する先輩方から学ぶ機会を設けることにより、夢を抱き、志高く自立した社会人を育成すること」を盛り込みました。

これを踏まえ、自らの生き方を考えるキャリア教育の取組みの一環として、2月16日に、母校の第二中学校で中学3年生を対象に講演を行いました。

「酒井市長の生き方に学ぶ」というテーマで、私のこれまでの生い立ちや、学校生活の思い出、また、どのように進路を切りひらき、国家公務員を経て市長になったか、などについて、写真を交えながらお話をしました。
中学生時代に、各教科の勉強を頑張ることはもちろんですが、人生を生き抜く準備として、人との関わり方を学んだ経験が今に生きていることや、友だちとのつながりや一緒に過ごす時間を大切にしてほしい、などのメッセージを送りました。講演後は、生徒たちから次々と質問も寄せられ、私にとってもたいへん実りの多い講演となりました。

子どもたちが将来、貝塚で学び、育ったことを誇りに思ってもらえるように、卒業生の後ろ姿を見せる機会を今後も各校で設けていければと考えています。