令和5年1月4日

更新日:2023年01月04日

互礼会でのあいさつの様子
互礼会の締めに全員でエイエイオーする様子

みなさま、明けましておめでとうございます。

1月4日、市役所6階多目的ホールで、貝塚市、貝塚市議会、貝塚商工会議所の共催による新年互礼会を開催いたしましたところ、多数のかたにご来場いただき、誠にありがとうございました。

互礼会で私がおこなった年頭あいさつの内容を以下に掲載させていただきますので、ぜひご覧ください。

平素は、市政の推進にご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。

昨年2月に、私が市長に就任し、間もなく早1年を迎えようとしております。

昨年を振り返りますと、就任当初は、新型コロナウイルス感染症のため、イベントなど様々な活動が制限されておりましたが、10月からは外国人の入国制限も大幅に緩和され、ウィズコロナという新たな局面に入り、人の交流や経済活動の回復に向けた転換点となった年でもあったと思います。

さて、今年、市政推進のキーワードとして掲げたい言葉は、「連携」と「前進」です。

今年度、市においては、市の進むべき方向性を事前に市民の皆様に明示し、計画的な市政運営を推進するため、各分野で皆様のご意見を伺い将来ビジョンの策定に取り組んでいるところです。いわば登る山を決める段階です。4月以降の新年度においては、今年度に仕込んだこれらの将来ビジョンの実現に向け、着実に施策を講じていく、つまり山の頂に向けて登っていく段階に入ります。

そこで大事なのは、連携して前進することです。山登りを成し遂げるには、志を同じくする仲間とともに連携して、不足する部分を補い合って前進していくことが必要なのです。

本日の会場となっているこの新庁舎の整備を例に挙げると、民間の資金やノウハウを活用したPFI方式を採用したわけですが、市単独の従来方式では充分な初期コストの削減や利便性向上は難しかったと思います。まさに公民連携の好事例です。

今後、本市が自立した都市として発展するためには、夜、寝に帰る「ベッドタウン」としての性格から脱却し、昼もにぎわう街となるべく、主要駅周辺の土地利用の活性化や交通ネットワークを生かした産業立地等を進めていく必要があります。

この「住んで良し、働いて良し」の街の実現のためには、企業が進出したくなる、あるいは設備投資をしたくなる環境の整備が重要であり、今年は体制を強化したうえで施策の充実を図りたいと考えております。本日ご参加の企業の皆様とも一層連携して前進してまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。

いよいよ、今年5月1日には、市制施行80周年を迎えます。年間を通じて、市内一円で、そして何より市民の皆様とともに盛り上げたいと思います。80周年の記念にご提供いただいている写真や動画は、もしかしたら市民の皆様には日常見慣れた風景で、当たり前のものになっているかもしれませんが、あらためて「貝塚って、すごくいいところだな」と、本市の魅力を再発見していただける機会にできればと考えております。

先ほど、「住んで良し、働いて良し」と申し上げましたが、本市の魅力をこの機に再発見して磨き上げ、「遊んでも良し」も加えて、知名度を上げていこうではありませんか。

結びに、本市発展のための連携と前進に対するご理解、ご協力を重ねてお願い申し上げるとともに、本年が皆様にとりまして素晴らしい年となりますことを心からご祈念申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。

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