あいさつ

更新日:2023年05月01日

酒井了市長写真

   

    貝塚市は、令和5年5月1日に市制施行80周年を迎えました。1943年(昭和18年)に全国で206番目、大阪府内では10番目の市として誕生しました。

    市制施行から今日まで社会環境が大きく変化するなか、市政の発展にご尽力いただきました、市民の皆様、先輩諸氏に敬意を表するとともに、深く感謝申し上げます。

   今年度は、5月21日開催の市制施行80周年記念式典をはじめ、様々な記念事業を市民の皆様とともに進めてまいります。

    さて、市制施行80周年より一足早く、4月1日に市役所新庁舎がグランドオープンしました。

    この庁舎は、「人がつどい 未来輝く 安全・安心な庁舎」の基本理念のもと、次の4つのコンセプトを掲げ整備いたしました。

 

「市民交流の場となる庁舎」

    これまで別々の建物であった教育庁舎、市民福祉センターの機能を統合し、様々な世代の交流が生まれる庁舎となりました。

 

「誰もが利用しやすい庁舎」

    窓口部門を1・2階に集約し、関連窓口を近接して配置することにより、ワンストップでのサービスの提供を実現するとともに、ユニバーサルデザインを取り入れ、誰もが利用しやすくなっております。

 

「市民を支える安全・安心な庁舎」

    72時間連続運転が可能な非常用発電機やマンホールトイレなど、災害時の防災拠点としての機能を確保しているほか、災害時に必要な場合には、新庁舎内に「福祉避難所」の開設が可能となっております。また、新庁舎前に整備した緑の市民広場は、車両の乗り入れや、物資の受け入れに柔軟に対応できるようになっております。

 

「環境にやさしい庁舎」

    エントランスの吹抜けやエコシャフトの採用など、環境に配慮した庁舎を実現し、建物の環境性能を格付けする評価システム(CASBEE)において、最高位の評価「Sランク」の認証を取得することができました。

 

    このような、コンセプトのもと完成した新庁舎が新たな貝塚市のランドマークとなり、市民の皆様に末永く愛され、親しまれるものとなりますよう、今後とも全職員が一丸となって、より一層の市民サービスの向上に努めてまいります。

貝塚市長 酒井 了