全般に関すること

更新日:2020年05月27日

市の会計…地方公共団体の会計は単一のものであることが原則ですが、事務が複雑多岐にわたっていて、一つの会計で全ての処理をすることが困難であるため、一般会計特別会計に分けられています。

 

一般会計…市の会計の中心をなすもので、行政運営の基本的な経費を計上した会計です。

 

特別会計…特定の事業を行うための歳入歳出を、一般会計と区分して処理する必要がある場合に設置する会計です。貝塚市の特別会計は、国民健康保険事業・財産区・介護保険事業・後期高齢者医療事業の4会計があります。

 

普通会計…地方公共団体間で財政比較するために、地方財政会計上統一的に用いられる会計です。貝塚市では一般会計とほぼ同じ内容を含んでいます。

 

形式収支…歳入決算総額から歳出決算総額を単純に差し引いた額(その年度において収入された現金と支出された現金との差額)で、現金主義により表したものです。この差額がプラスであれば黒字決算、マイナスになれば赤字決算となります。

 

翌年度へ繰り越すべき財源…年度内に事業が終わらず、翌年度に繰り越す支出に充当する財源のうち、すでに収入済のものです。

 

実質収支形式収支から翌年度へ繰り越すべき財源を控除した額です。形式収支に、本来その年度に属するべき収入と支出を加味したもので、実質的な収入と支出の差額が表されます。

 

単年度収支…その年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引いた額です。実質収支が前年度以前からの収支の累積であるのに対し、単年度収支はその年度の収支だけの数値となります。

 

経常一般財源…毎年度連続して経常的に収入される財源のうち、その使いみちが特定されておらず、どのような支出にも使える収入です。目的税(入湯税・都市計画税)を除く市税・地方譲与税・普通交付税・利子割交付金などです。

 

義務的経費…支出が義務付けられ、任意に削減しにくい経費で、人件費(職員の給与や手当、議員の報酬)+扶助費(生活保護や、高齢者・障害者・児童等の福祉費用)+公債費(市が借り入れた市債の返済)の合計です。

 

経常的経費…毎年度持続して固定的に支出される経費で、人件費・物件費・維持補修費・扶助費・補助費等、繰出金および公債費のうち、一部臨時的な支出を除いたものです。

 

経常収支比率…地方公共団体の財政構造の弾力性を判断するための指標で、比率が高いほど財政構造の硬直化が進んでいるといえます。経常一般財源に、減収補てん債特例分及び臨時財政対策債を加えた合計額が、経常的経費にどの程度充当されているかを示す比率です。

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