第78号 龍雲寺

更新日:2010年03月16日

龍雲寺

 市内唯一の尼寺で浄土宗知恩院末の寺院。龍山浄雲により18世紀後半に「称名庵(しょうみょうあん)」と号して創建されました。
 海塚墓地に隣接することから、古文書などには「南三昧庵(みなみさんまいあん、三昧=墓場)」と記されることもありました。
 4代目の称蓮尼(しょうれんに)の時に尼寺となり、1919(大正8)年に創建者の名前にちなみ現在の寺号に改められました。本堂は、1937(昭和12)年に再建されたもので、本尊は木造阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう・江戸時代制作)です。
 龍雲寺は、泉州地方の円光大師(えんこうだいし)二十五霊場の第14番目に選ばれています。
[備考]泉州地方の円光大師二十五霊場:1761(宝暦11)年の法然550回忌時に全国に設けられた二十五霊場に基づき、泉州地方に作られた独自のもの。円光大師は法然をさし、25日の命日にちなみ25の寺が選ばれました。
(平成20年1月掲載)

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