第88号 感田神社

更新日:2017年06月26日

感田神社

(かんだじんじゃ)

感田神社の創建年代は不明ですが、海塚(かいづか)村(現在の海塚)の牛頭(ごず)天王社と堀村(同堀)の天神社から祭神を迎えることとし、陶器のほこらを造ったのが始まりといわれています。
祭神は、天照大神(あまてらすおおみかみ)・素盞鳴尊(すさのおのみこと)・菅原道真です。1813年の落雷や1945年の空襲で本殿などが焼失しましたが、その後再建され現在に至っています。
本年9月26日開催の国の文化審議会において、感田神社の神門などの建造物12棟(表参照)が新たに国登録有形文化財とする答申を受けました。選ばれた理由は、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」で、多彩な社殿が伝統的な景観をつくっていると評価されました。
なお、感田神社の登録により、市の登録文化財は15カ所51棟になりました。

新たな国登録有形文化財

 名称

 建築年代

 感田神社末社一之社  安永2(1773)年
 感田神社末社三之社・四之社・五之社  万延元(1860)年
 感田神社末社神輿蔵  明治中期
 感田神社末社神楽殿  昭和29(1954)年
 感田神社末社神馬舎  宝暦8(1758)年
 感田神社末社参集殿  明治15(1882)年
 感田神社末社齋館  昭和10(1935)年
 感田神社末社神門  安永9(1780)年
 感田神社末社土塀  江戸時代後期
 感田神社末社南門  明治22(1889)年

 

(平成20年11月掲載)
[備考]感田神社の神門などの建造物12棟は、平成20年10月23日に国登録有形文化財に登録されました。

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