第44号 大川の菅原神社

(おおかわのすがわらじんじゃ)
菅原道真を祭神とするこの神社は大川・秬谷の氏神としてまつられてきました。古い記録によれば、1536年に松浦肥前守守(まつらひぜんのかみまもる)が建立したとされていますが、それ以外については明らかではありません。
社殿は江戸時代後期に建てられたものです。本殿前に「天神宮」と刻された石灯籠があり、本殿に隣接して「庁之屋」(ちょうのや)と呼ばれる氏子が集まりおまつりをするための建物があります。本殿に隣接して「庁之屋」があるのは珍しく、市内の神社では唯一の形態となっています。
また、本殿前にあるカクレミノ(ウコギ科の広葉樹)は内陸の山地としては珍しく巨木に育ち、横にはった枝ぶりも美しく、地域の人たちの手によって手厚く保護されてきました。平成17年1月に保存価値のある貴重な樹木ということで、大阪府指定天然記念物として指定されました。(平成17年3月掲載)
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更新日:2010年03月02日