第37号 東盆踊り

東盆踊りは、毎年8月14日~16日の3日間、円光寺境内で行われています。その起源は、各寺院で浄土真宗の開祖親鸞(しんらん)の命日に行われる法要、報恩講(ほうおんこう)ではないかと考えられています。
踊りは輪踊りで、ゆるやかなテンポとそのしぐさから優雅な印象を受けます。手ぶりのしぐさから「念仏おどり」の一種といわれ、音頭は三拍子で、独特の節まわしに加え口説きの種類も多いのが特徴です。また、伴奏には太鼓やカネなどは使用せず、三味線・胡弓(こきゅう)・大正琴・尺八などが使用されます。
1993(平成5)年11月24日付で、大阪府の無形民俗文化財に指定されました。現在は保存会が組織され、当日の運営などは運営委員会が行っています。毎年工夫を凝らした仮装があり、参加する人も見る人も楽しめます。
みなさんも一度足を運んでみてはいかがですか。
(平成16年8月掲載)
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更新日:2010年03月02日