第5号 カイヅカイブキ

カイヅカイブキは、平成元年6月に市民公募によって市の木に制定されました。この写真は平成10年2月に市の天然記念物に指定された尊光寺のカイヅカイブキです。
寺伝によれば、樹齢約400年と推定され寺内町が創られた頃に植えられたようです。幹の周囲は約4.3メートル、樹高8メートルあり、地上2メートルのところで大きく三枝に分かれているのがこの木の特徴です。風雪に耐えてきた樹形は雄大な風格を備えています。岩のように重厚な幹には多数の縦じわが入り、力強く大きく旋回しています。ゴツゴツとした木肌ですが、所々にうっすらコケが生え木の温もりを感じさせます。
市内には他にも寺の境内や個人宅に見事なカイヅカイブキがあります。カイヅカイブキの語源は「かいづか」という地名がかかわっているのではないかと言われています。もしかしたら、貝塚市と何かしら因縁があるかも知れませんね。
最寄り駅:南海電車「貝塚駅」下車 徒歩約5分
(平成13年11月掲載)
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更新日:2010年01月15日