胃がん検診(健康推進課)

更新日:2024年04月04日

胃がんは、現在、我が国のがんによる死亡者数の上位を占めていますが、以前に比べ、最近死亡率の低下傾向がみられます。死亡率が低下してきた理由のひとつには、検診による早期発見と、治療技術の進歩等が挙げられます。胃がん検診は、胃がんの早期発見が目的です。胃がんはいつ発生するか予測できないので、早期に発見するには定期検診が必要です。毎年検診を受診することで、早期発見の可能性が高まります。

対象となる方

胃部エックス線検査(バリウム)または、胃内視鏡検査(胃カメラ)のどちらか一方を選択できます。

 

<胃部エックス線検査(バリウム)の場合>

40歳以上のかた(年度に1回)

 

<胃内視鏡検査(胃カメラ)の場合>

令和6年4月1日時点で50歳以上の偶数年齢のかた(2年に1回)

令和6年度  胃内視鏡検査  対象者一覧(PDFファイル:43.1KB)

※4月1日時点で奇数年齢のかたは胃部エックス線検査(バリウム)が受診できます。

※今年度、胃内視鏡検査を受診した場合、次年度の胃がん検診(バリウム検査、胃内視鏡検査)は受診できません。

胃がん検診  フローチャート(PDFファイル:42.5KB)

 

<下記のかたは胃がん検診を受診できません>

  • ご加入の健康保険組合や勤務先などで同等の検査を受ける機会があるかた

  • 当該年度内に同等の検査を勤務先や病院で受けたかた

  • 胃内視鏡検査に関するインフォームド・コンセントや同意書の取得ができないかた

  • 妊娠中のかた

  • 疾患の種類に関わらず、入院中のかた

  • 消化性潰瘍等の胃疾患で治療中のかた(ピロリ除菌中のかたを含む)

            ※胃に関する自覚症状(嘔気、嘔吐、気分不良、むかつき、胃のもたれ等)がある場合は保険診療対応になります。

  • 胃全摘術後のかた

検査内容

<胃部エックス線検査(バリウム)の場合>

  • 問診
  • 胃部レントゲン撮影(バリウム)

 

<胃内視鏡検査(胃カメラ)の場合>

  • 問診
  • 胃内視鏡検査(胃カメラ) ※鎮静薬や鎮痛薬は使用できません

※検査は口、もしくは鼻から内視鏡を挿入します。挿入の方法は、検査医と相談ください。なお、鼻から挿入したものの鼻腔内の状況等により検査途中で口からの挿入に変更となる場合もあります。

実施日時・期間

<胃部エックス線検査(バリウム)の場合>

集団検診のみ

受付時間:午前8時45分から11時30分まで

・令和6年 5月 28日(火曜日)

・令和6年 6月   9日(日曜日)(特定健診(国保)と同時開催です。)

・令和6年 6月 20日(木曜日)(特定健診(国保)と同時開催です。)

・令和6年 7月   8日(月曜日)(特定健診(国保)と同時開催です。)

・令和6年 7月 26日(金曜日)(特定健診(国保)と同時開催です。)

・令和6年 9月 18日(水曜日)(特定健診(国保)と同時開催です。)

・令和6年10月  7日(月曜日)(特定健診(国保)と同時開催です。)

・令和6年10月25日(金曜日)(特定健診(国保)と同時開催です。)

・令和6年11月  6日(水曜日)(特定健診(国保)と同時開催です。)

・令和6年11月17日(日曜日)(特定健診(国保)と同時開催です。)

・令和6年12月  9日(月曜日)

・令和6年12月19日(木曜日)(特定健診(国保)と同時開催です。)

・令和7年  1月17日(金曜日)

・令和7年  1月27日(月曜日)(特定健診(国保)と同時開催です。)

・令和7年  2月  2日(日曜日)(特定健診(国保)と同時開催です。)

・令和7年  2月10日(月曜日)(特定健診(国保)と同時開催です。)

・令和7年  3月10日(月曜日)(特定健診(国保)と同時開催です。)

※特定健診(国保)の日程は予定のため、変更になる場合があります。

特定健診(国保)のお問い合わせは、健康推進課健診指導(国保)担当(電話072-433-7036)へ。

 

<胃内視鏡検査(胃カメラ)の場合>

個別検診のみ

5月1日から翌年2月末まで

実施場所

<胃部エックス線検査(バリウム)の場合>

保健センター

注意:ただし、11月6日(水曜日)は山手地区公民館

 

<胃内視鏡検査(胃カメラ)の場合>

下記の医療機関(事前に予約が必要です

  • 市立貝塚病院(072-422-5865)

  • 河崎病院(072-479-7677)

  • 貝塚西出クリニック(072-433-3722)

一部負担金

<胃部エックス線検査(バリウム)の場合>

1000円

<胃内視鏡検査(胃カメラ)の場合>

2000円

<一部負担金の免除申請について>

  • 70歳以上のかた(申請は不要です)。

  • 市民税非課税世帯のかた、または生活保護受給中のかたは、健康推進課へ申請により一部負担金が免除されます(必ず、受診する前に申請が必要です)。

申し込み方法

<胃部エックス線検査(バリウム)の場合>

健康推進課(電話:072-433-7091)へお申し込みください。

下記のインターネット予約ボタンからも予約できます。

予約

 

<胃内視鏡検査(胃カメラ)の場合>

下記の医療機関へ直接お申込みください(事前に予約が必要です

実施医療機関一覧
医療機関 電話番号 検査方法
市立貝塚病院 072-422-5865 経口・経鼻
河崎病院 072-479-7677 経口・経鼻
貝塚西出クリニック 072-433-3722 経口

検診受診時のご注意など

検診を受けたかたの結果(精密検査必要時の結果も含む)は、貝塚市において把握します。把握した内容については、検診の精度管理以外の目的には使用しません。

 

<胃部エックス線検査(バリウム)の場合>

 

下記のかたは検査を延期してください。

  • 最近1週間の血圧が、180/110mmHg以上(WHOによる重症高血圧)のかた

  • 体調の悪いかた

  • 検査当日を含め、5日以上排便のないかた

  • 喘息症状があるかた

  • 低血糖症状があるかた、または当日インシュリン注射や糖尿病の内服薬を服用したかた

 

下記のかたはお近くの医療機関で相談し、内視鏡検査をご検討ください。

  • バリウム服用によるアレルギー症状(発疹・息苦しさ・四肢冷感)のあるかた

  • 腸閉塞や腸ねん転・大腸の炎症性疾疾患(大腸憩室炎・潰瘍性大腸炎・クローン病・虚血性大腸炎など)と診断され、入院や治療をしたかた

  • バリウム服用後気分が悪くなり検査を中断したことがあるかた

  • 食事中よくむせたりバリウムが気管に毎回、または多量に入ったことがあるかた

  • 片方の肺を全部摘出したかた

  • 心臓病、腎臓病(透析中など)で水分摂取の制限があるかた

  • 脳卒中などによる麻痺や運動障害があり、寝返りができないかた

  • 自分の力で立っていることが困難なかた

  • 体重が135キログラム以上のかた(検診台の重量制限のため)

 

下記のかたはお近くの医療機関で検査を受けていただくか、事前にかかりつけの病院・診療所で相談し、許可を得た上で市の検診を受けてください。

  • 1年以内に狭心症発作があったかた、または1年以内に心臓の手術(カテーテル・アブレーション・ペースメーカー装着手術での治療も含む)を受けたかた

  • 1年以内にめまいや脳貧血・てんかん・脳卒中などで倒れたり、入院治療したことのあるかた

  • 最近1週間の血圧が、160~179/100~109mmHg以上のかた

  • 大腸憩室があり痙攣性便秘の症状(普段からよく腹痛がある・腹痛を伴った便意があるが便が出ない、または極少量しか出ない)があるかた

            ※大腸憩室があっても、痙攣性便秘の症状がなければ医師の許可なしでも検査可能 

  • 大腸の手術後(腹腔鏡下手術を含む)、初めてバリウムを飲むかた

  • 大腸内視鏡治療後、3か月以内のかた

  • 大腸の手術以外の開腹手術後(腹腔鏡下手術を含む)で、普段3日以上排便がなく、かつ初めてバリウムを飲むかた

            ※普段の排便が1~2日に1回あれば、医師の許可なしでも検査可能

  • 便秘がひどいかた(普段1週間に1回程度しか排便がない)

  • 前回の検査後バリウム便が出ず、浣腸を使用したり、医療機関を受診したかた

  • インスリンポンプおよび持続グルコース測定器(持続血糖モニター)を装着しているかた(磁気の影響を受ける可能性があり装着したまま検診を受けることができないため)

 

その他、検診を受けるにあたって

  • 肺がん結核検診や大腸がん検診とセットで受診できます 。

  • 検診対象外のかたが受診された場合や、同一年度内に同じ検診を2回以上受診された場合の2回目以降の費用は、全額自己負担になります。

  • 駐車台数に限りがありますので、なるべく車での来所はご遠慮ください。

  • 台風の接近等により、中止や延期になる場合があります。その折にはお問い合わせください。

 

<胃内視鏡検査(胃カメラ)の場合>

胃内視鏡検査の禁忌

  • 咽頭、鼻腔等に重篤な疾患があり、内視鏡の挿入ができないかた

  • 呼吸不全のあるかた

  • 急性心筋梗塞や重篤な不整脈等の心疾患のあるかた

  • 明らかな出血傾向またはその疑いのあるかた

  • 収縮期血圧が極めて高いかた

  • 全身状態が悪く、胃内視鏡検査に耐えられないと判断されるかた

  • 麻酔や薬剤アレルギーがあるかた(麻酔で気分が悪くなった等)

 

その他、検診を受けるにあたって

  • 抗血栓薬(抗血小板薬(アスピリン、チエノピリジン誘導体等)、抗凝固剤(ワーファリン、ヘパリン、ダビガトラン等))を服用しているかたは、主治医に胃内視鏡検査を受診して良いか、必ず事前に確認・相談をしてください。

  • 治療中の病気があるかたは、主治医に胃内視鏡検査を受診して良いか、必ず事前に確認・相談をしてください。また、お薬手帳があればご提出ください。

  • 検査中に病変が疑われた場合には、診断を確定させるために保険診療で精密検査として組織の一部を採取(生検)することが望ましい場合があります。生検が行われた場合は、生検については保険診療として別途請求があります。当日は、健康保険証その他医療受給者証を持参してください。

  • 安心・安全に検診を受けていただくために、検診当日の医師の問診結果次第で、検診受診をお断りする場合がございます。予めご了承ください。

  • 検診は対象者のみ、2年に1回受診できます。

  • 検診対象外のかたが受診された場合や、検診実施時、痛みや食物残渣のために胃内視鏡検査を中断した場合、重複受診が判明した場合は、市の検診として取り扱いせず、委託医療機関に実費で検査費用をお支払いいただきます。

  • 胃内視鏡検査では、ごくまれに偶発症が発生する可能性があります。この中には鼻出血などの軽微なものから入院例まで含まれています。

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 健康推進課 健康増進担当

 電話:072-433-7091

 ファックス:072-433-7005

 〒597-0072

 大阪府貝塚市畠中1丁目18番8号 保健・福祉合同庁舎1階