医療費について

更新日:2025年10月01日

医療費のお知らせについて

    貝塚市国民健康保険では、皆さんに医療に対するコストを知っていただくとともに、医療機関からの請求内容が間違っていないかチェックしていただくために、毎月1月・3月・5月・7月・9月・11月の年6回、被保険者の方がかかった医療費がわかる「医療費のお知らせ」を発行しています。また、この医療費のお知らせをご覧いただくことで、ご家族の受診状況を振り返ることができ、健康づくりの大切さを再認識することにも役立ちます。世帯主宛に郵送しますので、ご家族でご覧ください。なお、3月発送分は上旬に郵送する予定をしております。

    医療機関の窓口で皆さんが自己負担した医療費は、実際の医療費の総額の3割(義務教育就学前乳幼児は2割、70歳以上の方は2割・3割)です。それ以外の費用(7割・8割)は皆さんの保険料等から支払われています。

    貝塚市国民健康保険では、病院からの請求にあたる診療報酬明細書(レセプト)の審査を積極的に行い、審査機関に審査依頼などを実施しています。医療機関の事務的なミスや過剰診療等を見つけることにより、医療費を節約し、皆さんの貴重な保険料の無駄遣いを防止しています。

医療費を節約しましょう

  • ジェネリック医薬品を活用しましょう。
  • 日々の健康管理を心がけましょう。
  • かかりつけ医をもちましょう。
  • 同じ病気で複数の医療機関を受診する重複受診は控えましょう。
  • 急病などのやむを得ない場合を除き、休日や夜間の受診は控えましょう。
  • 子どもの急病で心配なときはまずは電話相談をしましょう。夜間の子どもの急病時、病院へ行ったほうがよいか、家庭でどうしたらよいか迷った時や困った時にご利用ください。
  • 小児救急電話相談#8000

 

病院や薬局の領収書は大切にしてください

    病院や薬局の領収書を大切に保存していますか?

    医療機関から国民健康保険に請求が来るのは、皆さんが受診されてから3~4か月経過してからになります。そのため、医療費のお知らせが届くまで一定期間が経過しており、チェックを忘れることが少なくありません。病院や薬局にかかったときは、必ず領収書をもらい、大切に保存してください。領収書と医療費のお知らせとの照合により不正請求の防止や高額療養費の申請、所得税の医療費控除の確定申告にも役立ちます。

間違いがあると思われたら、保険年金課に連絡をしてください

    領収書と医療費のお知らせに相違があれば、保険年金課給付担当へご連絡ください。その原因を調査し、ご報告いたします。なお、ご協力いただいた皆さんにご迷惑をおかけすることはありません。

    一般的には病院や薬局の事務的なミスがほとんどですが、中には組織的な不正請求の事例もあります。医療費を絶えず監視している姿勢が医療機関の不正や無駄な医療費の防止に役立ちます。

ジェネリック医薬品とは

    ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、特許期間の切れた先発医薬品と同等の有効成分や安全性を持つと厚生労働省に認められた安価な処方薬(医療用医薬品)のことです。
    安価な理由は、特許期間が切れた後に製造され、研究開発にかかる膨大な費用を低く抑えられるためです。

    ジェネリック医薬品がある薬で、先発医薬品を希望する場合は、その価格差の4分の1相当の料金負担が必要です。

ジェネリック医薬品に関するお知らせ

    ジェネリック医薬品への切り替えは、皆さんの医療費負担軽減や国保財政改善によりお支払いいただく保険料の増加抑制につながります。
    貝塚市の国民健康保険では、普及を推進するためジェネリック医薬品に切り替えることで薬剤の自己負担額が一定額以上安くなると思われる被保険者の方を対象に、ジェネリック医薬品に関するお知らせを年3回郵送しています。
    ジェネリック医薬品に関するお知らせについてのお問合わせや送付を希望されない場合は、下記お問合わせ先までご連絡ください。

ジェネリック医薬品への切り替えについて

    ジェネリック医薬品への切り替えを希望される場合は、お薬を処方されている医師か調剤されている薬剤師に切り替えの意思をお伝えください。ただし、すべての新薬にジェネリック医薬品があるわけではありません。
    また、ジェネリック医薬品は医療用医薬品のため、病院や診療所の医師による処方せんが必要になります。詳しくは、医師または薬剤師にご相談ください。
 

【注意】
    ジェネリック医薬品への切り替えのために院内薬局から院外薬局へ変更した場合、薬剤の費用が安くなっても、院外薬局で調剤する手数料が別途発生することで、料金が高くなることがあります。念のため、切り替える前に医師または薬剤師にご相談ください。

「薬のもらいすぎ」に注意

    同じ病気で複数の医療機関等を受診すると、重複する検査や投薬により体に悪影響を与えてしまう可能性があります。また、薬は用量・用法を守って服用しなければ、効果が得られないばかりか、症状が悪化することもあります。むやみに薬を欲しがらず、医師の診断と処方を信頼しましょう。

    薬のもらいすぎを防ぐためにも、かかりつけ薬局を持つことや「おくすり手帳」の活用が有効です。

「セルフメディケーション」の考え方について

    健康に過ごすためには、自分の健康は自分で守ることを意識し、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」がセルフメディケーションの定義(世界保健機関:WHO)になります。

    セルフメディケーションを実践するためには、自分のからだの状態を知ることが重要です。健診を受け、結果に注目し、かかりつけ医等に相談しながら生活習慣を見直しましょう。家庭で体重・体脂肪・血圧などをチェックする機器を使い、自分の健康状態を確認し、健康管理の意識を高めましょう。

「OTC医薬品」の利用・普及について

    「OTC医薬品」とは、薬局・薬店・ドラッグストアなどで処方箋なしに購入できる医薬品です。これまで、「大衆薬」あるいは「市販薬」と呼ばれていましたが、2007年に呼び方が変更されました。英語の「Over The Counter:オーバー・ザ・カウンター」の略で、カウンター越しに薬を販売することに由来しています。

    軽い体調不良(風邪のひき始め、軽度の疲労、小さな傷など)は、薬剤師に相談しながら「OTC医薬品」を上手に利用し、自分で手当てするセルフメディケーションが役立ちます。

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 保険年金課 給付担当

〒597-8585
大阪府貝塚市畠中1丁目17番1号 本館1階
電話:072-433-7273
ファックス:072-433-7276
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