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一般質問
第2回定例会(6月17日、18日)に13名の議員が一般質問を行いました。
その一部を要約し、お知らせします。
一般質問は、一問一答式か一括質問式を選択し、市政全般について質問できます。
制限時間は60分となっています。
リカレント教育について
《大阪維新の会貝塚市議会議員団》蓮池 陽佑
【問】リカレント教育は、自己啓発や自己実現、キャリアアップに関する学びであります。社会人の方が会社に勤めながら、創業や起業を含めた自分の夢、自己実現に取り組む機運が高まってきている中、リカレント教育を推進することは、市民の方の夢の実現等の背中を押すことになるとも考えられます。リカレント教育について、どのように考えていますか。
【答】仕事で求められる学び直しによるスキルアップ等は、人材育成や人材確保の観点から企業にとっても、そして昼もにぎわうまちをめざす本市にとってもメリットであると考えます。国や大阪府が実施する事業や大学等と連携し、市民や市内事業者に対し、適切に情報を提供してまいります。
【問】本市におけるリカレント教育のさらなる推進のため、和歌山大学との包括連携協定を積極的に活用してはと考えますが、いかがですか。
【答】本市と和歌山大学が締結している連携協力に関する包括協定は、地域社会の発展、学術の振興、人材育成等を一層推進することを目的としています。本市としては、包括連携協定を締結している大阪河崎リハビリテーション大学や和歌山大学との包括連携協定を活用したリカレント教育について研究してまいります。
その他の質問
バリアフリー観光について
大阪・関西万博について
健康診断を受けられない不登校児童生徒の健康リスク対策について
《無会派》小谷 真章
【問】5月に不登校により健康診断を受けることができない児童生徒に対する対応を要請していましたが、進捗を教えてください。
【答】健康診断を欠席した児童生徒がいた場合は、別の学年の健康診断日程で受けることができる旨、声かけをするとともに、学校で行う身長体重の二測定は当該児童生徒が登校できた際に実施するなどの対応を行っています。
しかし、不登校等により学校に来ることができない児童生徒は、健康診断を受けることができておりません。そこで、現在、担当校医の医療施設で健康診断を受けることができるように、医師会、学校保健会、学校医会、学校歯科医会と協議を進めているところです。
【問】その児童生徒が、担当校医の医療施設で健康診断を受けることができるようになるのは、いつ頃の予定ですか。
【答】本市の教育としては、誰一人取り残さないという視点は非常に大切にしなければならないと思っています。
ご指摘は、非常に大切なことであると考えますので、早急に全ての制度を整えたいと思っていますし、全ての子どもたちが、将来にわたって元気で過ごしてもらえるようにしたいと思います。
その他の質問
大阪府が計画する「2025年日本国際博覧会児童・生徒招待事業」への市の対応について
高齢者補聴器購入費用助成事業の対象者を拡大する件について
終活支援について
《公明党議員団》前園 隆博
【問】政府は今年度から身寄りのない高齢者の身元保証を確保した上で、希望に応じたサービスを受けられるようにするモデル事業を開始しています。老後を安心して暮らすには欠かせないと思います。このモデル事業について、本市のお考えをお伺いします。
【答】厚生労働省による「持続可能な権利擁護支援モデル事業」については、身寄りのない高齢者等の相談に各担当窓口が関係課と連携して対応しているところであり、今後、モデル事業の実施状況や課題等、情報収集に努めたいと考えています。
【問】東京都豊島区では、相続や遺言、葬儀など終活全般について相談できる「終活あんしんセンター」を開設しています。本市でもこのような相談窓口をつくってはどうですか。
【答】相続や遺言についての相談は、市民相談室で受け付けていますので、そちらを活用いただければと考えています。終活については、今後、人生の最期に向け、本人が自分の意思を整理し、残りの人生を有意義に過ごし、また、残された方も本人の希望に寄り添うことができるよう、意識を高めていただくためにエンディングノートを作成し配布する予定です。
その他の質問
子どもにやさしいまちづくり事業の推進について
聴覚補助器等の積極的な活用への支援について
障がい者の支援について
二色の浜海水浴場におけるブルーフラッグ認証後の支援について
《大阪維新の会貝塚市議会議員団》 中川 剛
【問】今年5月に二色の浜が大阪初のブルーフラッグ認証を取得しました。貝塚市が誇る魅力的な地域資源である二色の浜が世界的にも、水質や安全性の高い海水浴場として認められました。民間の方、地元の方がしっかりと動いていただいた結果だと思っています。
このことを多くの市民の皆様に知っていただき、誇りを持っていただくことが重要であると考えますが、普及啓発については、どのように考えていますか。
【答】国際環境認証のブルーフラッグを取得できたことは、地域一丸となって環境改善や環境教育に取り組んできた成果であり、本市としても人権尊重のまちづくりを推進してきたことが評価されたものと認識しており、同時にそれが市民の誇りであると考えています。7月7日に記念シンポジウムを開催し、7月13日の海開きでもPRを行うなど、ブルーフラッグ取得の価値を広く発信していきます。今後もブルーフラッグビーチに求められるきれいで安全で誰もが楽しめる優しいビーチであることを継続できるよう市民ぐるみで取組を進めてまいりたいと考えています。
その他の質問
災害時受援体制の確立による防災力の向上について
日本語指導が必要な子どもへの支援について
0~2歳児の保育料無償化を!
《無会派》阪口 勇
【問】3歳児以上の保育料は、国の制度で無償化されています。0~2歳児の保育料は、第2子が半額、第3子目は無料となっていますが、第1子の数え方は小学校就学前の子どもの数で数えます。
昨今、0~2歳児の保育料を無償化する自治体が増えていますが、その実態は把握していますか。
【答】大阪府内では、4割程度の自治体が実施済みとなっており、堺市以南では堺市、泉佐野市、泉南市、熊取町、岬町が実施しております。
【問】最近、貝塚市は子育てしにくいと耳にします。子育てしやすいまちづくりのため、0~2歳児の保育料無償化を早急に行っていただきたいと考えますが、いかがですか。
【答】財政力等に影響されず、地域格差なく全国一律の制度として実施されるべきものと認識しており、引き続き国に要望してまいります。
【問】国がすべきと思いますが、なかなか進まない中で、無償化している自治体もあります。子育てしやすい貝塚にするため、本気で検討すべきと考えますが、いかがですか。
【答】保育料の無償化は、少子化対策として有効な手段であると認識しています。本市としても、持続可能な保育サービスの提供を考え、実施可能な範囲で保育料を検討してまいります。
その他の質問
高齢者向けフードパントリーへの支援について
地方自治法改正について
《自由市民》出原 秀昭
【問】パンデミック条約や、国際保健規則の改正などを行いながら、WHOに国をまたぐような権限を持たせることを危惧しています。
さらに地方自治法の改正により、災害時やパンデミック時においては、国が地方自治体を指揮できることになります。ワクチンの強制接種をされないか危惧していますが、いかがですか。
【答】予防接種は予防接種法に基づき実施するものであり、総務省自治行政局行政課担当者には、個別法に規定されていることは個別法で対応されるものと、確認をしております。こうしたことから、自治法改正に伴う予防接種に関する国の対応は従前と同様であると認識しています。
【問】国から指示があると反対することは難しく、言論統制も行われる可能性があります。市長会等を通じて、反対していただきたいが、お答えください。
【答】国の地方公共団体に対する指示については、全国市長会の会長が、要件やその必要性について、極めて限定的かつ厳格な制度とするよう十分留意すること。また、現実の局面では、国と地方公共団体間の緊密な情報共有等が不可欠であると意見を述べられたと聞いています。
その他の質問
市長公約の「南海貝塚駅前再開発」問題について
FRIDAY記事「酒井市長の貝塚市消防署へのジム通い問題」について
メガソーラーなどへの規制条例の必要性について
投票所の改善について
小学校長期休暇中の留守家庭児童会の開設時間延長について
《大阪維新の会貝塚市議会議員団》 八野 裕嗣
【問】小学校長期休暇中は、学校の開門時間が30分遅くなり、これにより保護者の出勤時間が遅れ、就業時間に間に合わず、困っているという声を多く聞きます。市としてどのように考えていますか。
【答】そういった声は認識しています。開設時間の延長は引き続き検討してまいります。
【問】本市で直近の5年間、18歳から39歳までの方の転入転出を調べると、平均311人転出超過になっています。貝塚市が選ばれなくなっているのではないかと危機感を持っています。子育てしやすいまちを掲げるのであれば、留守家庭児童会の拡充が必要だと思いますが、具体的なスケジュール等があれば教えてください。
【答】早期の段階で実現できるように検討していきたいと思います。
【問】人口の流出防止という観点では様々な施策を打つ必要があると思います。アピールすることがあれば教えていただけますか。
【答】子どもの居場所づくりということで留守家庭児童会運営に取り組んでいますのでそういった観点でご利用いただければと考えています。
その他の質問
小学校の開門時間の前倒しについて
LoGoフォーム、LoGoチャット、チャットGPT、 生成AI等の活用について
卵子凍結にかかる補助について
市施設内でのペットボトル販売について
子どもの安全を守る通学路の登校見守りについて
《公明党議員団》堺谷 裕
【問】南小学校前の道路は、登校時間帯に車両通行禁止になっているが、侵入してくる車両があります。どのような対策をしていますか。
【答】学校と市で、貝塚警察署に要請を行った結果、現在週に一、二回程度、当該道路への侵入口に警察官が立って車両の侵入を防いでくれています。
【問】これからも週に一、二回警察官が来ていただけるということでよろしいですか。
【答】できる限りそういう対応を行っていただけると聞いています。
【問】また、地蔵堂交差点から南小学校までの通学路の交通安全対策は、どうなっていますか。
【答】府道大阪和泉泉南線の歩道のない区間について、大阪府に対し、歩道設置の要望を市から行い、現在、本市と大阪府が協力し、用地の取得に向けた協議を行っているところであります。
また、南小学校までの市道部分は、これまでもグリーンベルトやスクールゾーン、自動車の速度抑制を目的としたカーブでの破線等の路面標示対策を施行してまいりました。
今後におきましても、さらなる安全対策や運転者への注意喚起について、貝塚警察署や地元町会、南小学校とも連携し、取り組んでまいります。
その他の質問(抜粋)
大規模災害に備える災害用トイレ等の備蓄の推進について
貝塚市人権擁護に関する条例について
《新政クラブ》南野 敬介
【問】条例が制定された30年前には、言葉すら聞かなかったヘイトスピーチやLGBTQなど人権問題が多様化していると感じています。
一方で、国や大阪府でも法整備が進んでいます。今の条例は、一般的な内容となっており、もう少し具体的な内容にする必要があると思いますが、いかがですか。
【答】第2次貝塚市人権行政基本方針を改定するにあたり実施した意識調査において、講演会などの参加率の低さや他人ごと意識などの課題が見え、その課題解決に向けて啓発に尽力しているところです。これからも人権意識の実態を把握することが重要であることから、意識調査を実施した上で、課題解決と人権意識を高めるために必要があれば審議会に諮り、条例の見直しを検討したいと考えています。
【問】この条例には、意識調査等の実施がうたわれています。今後の貝塚市の人権行政を進める上で、いろんな課題を見つけるための意識調査、実態調査を定期的に行うことが大切だと思いますが、いかがですか。
【答】人権問題に特化した意識調査の実施につきましては、その手法も含めて、審議会に諮りながら定期的に実施する方向で検討してまいります。
その他の質問
人権行政の推進について
学校教育について
高齢者の方の生活環境整備について
《公明党議員団》谷口 美保子
【問】2月に開始された健康マイレージの登録人数を増やすためには、アプリ獲得のお手伝いが必須だと考えます。各町会や細かい単位での説明会等の開催が必要であると考えますが、いかがですか。
【答】各町会・自治会単位での説明会の開催は予定していませんが、複数人のグループから要請があれば、職員が出向くなどできる限り対応してまいります。さらに今後も老人クラブの集まりや公民館での事業、イベントなどで周知を行うほか、市役所での相談も予定しており、さらなる周知の拡大に努めてまいります。
【問】これから健康マイレージを進めていく上で、つげさんポイントとの連携を考えていく予定はありませんか。
【答】現在、抽選の景品の一つとして、つげさんポイントを加えることを検討しているところです。
【問】例えば、ふれあい喫茶を運営しているボランティアにポイントがつくような工夫はできないですか。
【答】ボランティアポイントにつきましては、ご自身のフレイル予防につながり、かつ社会貢献に資する活動に対して付与することを考えています。
まずは、ふれあい喫茶の運営に関わっている方を、ポイント付与の対象とする準備を進めているところです。
その他の質問
子育て環境の充実について
南海貝塚駅周辺の都市計画とまちづくりについて
《大阪維新の会貝塚市議会議員団》 中西 真知子
【問】南海貝塚駅周辺が、今後の貝塚市の発展の軸となると期待しています。子育て世代からも、駅周辺の活性化や利便性の向上を期待する声をよく聞きます。
ぜひ、子育て世代の視点や意見も貝塚駅周辺のまちづくりに反映していただきたいと考えるのですが、いかがですか。
【答】南海貝塚駅周辺に対する意見は、今年夏ごろから開催する市民を対象とした意見交換会等により伺う予定です。
立地適正化計画に示す南海貝塚駅周辺のまちづくりの整備方針を居心地がよく、子育て世代等の市民が憩える空間となるよう、道路や公園等公共施設の整備や複合施設等の誘導を推進することとしており、市民の皆様と意見交換を重ねながら、道路や駅前広場等の規模や配置などを示した整備計画図案を作成したいと考えています。
なお、現在意見交換会の資料や大阪府との協議資料の作成支援などを行う業者をプロポーザル方式により選定中です。貝塚市の玄関口となる、皆様に親しまれる駅前となるよう、多世代の市民の方に意見交換会に参加していただきたいと考えており、周知に努めてまいります。
その他の質問
子育てしやすいまちづくりについて
府道64号和歌山貝塚線について
貝塚市におけるスポーツ振興について
貝塚市防災訓練について
《大阪維新の会貝塚市議会議員団》 樽谷 庄道
【問】以前、ペットと一緒に避難できるペット同室避難所の設置について質問したときは、現在ある避難所をペット同室避難の避難所に変更することは困難であるため、現在のところ考えていませんとの答弁でした。今ある指定避難所では難しいと思いますので、新規に避難所を設置してほしいと思います。
本市は、民間事業者との間で、避難所としての施設利用の協力に関する協定を進めています。ペット同室避難所を新規に設置できるよう、官民連携で進めてはどうでしょうか。他市では官民連携で市が主体的に進めて、ペット同室避難所の開設もできています。動物を飼育する多くの住民が望んでいるペット同室避難所が一か所でもあれば、住民が安心すると思いますが、いかがですか。
【答】現在、大阪府におきまして府立学校をペットとの同室避難所として指定ができないか各学校と協議を進めているところであり、今後協力可能な学校のリストが市町村へ提供される予定ですので、市内で協力可能な府立学校が出てきましたら、ペット同室避難所として検討したいと考えています。
また、官民連携は今後も進めてまいりたいと考えています。そういった施設があるかどうかも含め、今後検討したいと考えています。
水間公園整備事業について
《自由市民》田畑 庄司
【問】昨年も聞きましたが、進捗状況を教えてください。
【答】今年度、防災機能強化のため、防災広場の整備に向け測量業務等に着手予定です。令和7年度から工事を開始し、令和11年度完了予定です。
【問】この事業は、酒井市長になってからスタートしたと思います。地元の方に、火災や災害時に水間公園に避難するか聞いても、そこには避難しないと言っています。これだけのお金をかけて、市民は喜ぶのか危惧しています。どのように進めるのですか。
【答】平時には公園利用者の駐車場として利用し、災害時には一時避難場所、災害物資の集積場所と考えています。
【問】新たに駐車場を何台増やす予定ですか。
【答】50台です。
【問】全体の事業費を教えてください。
【答】概算ですが、全体事業費で約4億3千万円と見積もっています。
【問】これだけの事業費なので、国から補助等が必要だと思いますが、いかがですか。
【答】今の時点では、地域防災計画等に位置づけをして、こういった事業を進めたいので、支援をお願いしたいと要望しているところです。
その他の質問
市役所駐車場について
貝塚市職員について
大阪・関西万博について
貝塚市公共交通について
町会・自治会担当職員制度について
市役所の食堂について
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貝塚市議会事務局
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更新日:2024年08月02日