現在の位置

見出川

更新日:2018年01月31日

 見出川は奥山雨山自然公園に源を発し、熊取町、泉佐野市、貝塚市を流れて、二色の浜の南端、大阪湾に注ぐ、全長約12キロメートル、流域面積約10平方キロメートルの二級河川です。

 自然遊学館では、2008年度に熊取町高田地区の大師橋において、2009年度に支流の助谷において、水生昆虫および水生動物の調査を行いました。このページでは、それらの調査結果を公表するとともに、見出川流域水環境協議会が発行する「みでがわ通信」を掲載しています。

見出川流域の地図

自然遊学館の調査より 

助谷での調査で確認された水生昆虫(平成21年度、2009年度、6回の調査で40種を確認)
 (*印は成虫での確認、その他は幼虫での確認)

カゲロウ目・・・トビイロカゲロウ属、ヒメトビイロカゲロウ属、フタスジモンカゲロウ、シロハラコカゲロウ、コカゲロウ属、ヒメシロカゲロウ属、クロマダラカゲロウ、オオマダラカゲロウ、クロタニガワカゲロウ、シロタニガワカゲロウ
トンボ目・・・カワトンボ(アサヒナカワトンボ)、オジロサナエ、ダビドサナエ属、コシボソヤンマ、ミルンヤンマ、オニヤンマ
カワゲラ目・・・トウゴウカワゲラ属、オナシカワゲラ属、フサオナシカワゲラ属、クロカワゲラ科
カメムシ目・・・アメンボ*、コセアカアメンボ*、シマアメンボ*、ミズカメムシ属*
アミメカゲロウ目・・・ヤマトクロスジヘビトンボ
トビケラ目・・・コガタシマトビケラ属、シマトビケラ属、コカクツツトビケラ属、ヨツメトビケラ属、アオヒゲナガトビケラ属
コウチュウ目・・・チビゲンゴロウ*、ヒメガムシ*、ゲンジボタル
ハエ目・・・ガガンボ科、ユスリカ科、ブユ科、アブ科


大師橋での調査で確認された水生昆虫(平成20年度、2008年度、6回の調査で38種を確認)
 (*印は成虫での確認、その他は幼虫での確認)

カゲロウ目・・・コカゲロウ属、ヒメシロカゲロウ属
トンボ目・・・ハグロトンボ、カワトンボ(アサヒナカワトンボ)、ダビドサナエ属、コオニヤンマ、コシボソヤンマ、ミルンヤンマ、オニヤンマ、オオシオカラトンボ
カワゲラ目・・・オナシカワゲラ属
トビケラ目・・・コガタシマトビケラ属、ニンギョウトビケラ、ホタルトビケラ、トビイロトビケラ、コカクツツトビケラ属、コバントビケラ属、クサツミトビケラ属
カメムシ目・・・アメンボ*、ヒメアメンボ*
ハエ目・・・ガガンボ科、ユスリカ科、カ科、ブユ科、ミズアブ科

カワトンボ幼虫

助谷での調査で確認された水生動物(平成21年度、2009年度、6回の調査で11種を確認)

両生類・・・ヌマガエル、トノサマガエル、ニホンアマガエル、シュレーゲルアオガエル
魚類・・・カワヨシノボリ、カワムツ
甲殻類・・・サワガニ、ミナミヌマエビ、ニッポンヨコエビ、ニホンオカトビムシ
扁形類・・・ナミウズムシ


大師橋での調査で確認された水生動物(平成20年度、2008年度、6回の調査で26種を確認)

両生類・・・ヌマガエル、アマガエル、イモリ
魚類・・・フナ属、カワムツ、ドンコ、カワヨシノボリ、ドジョウ
甲殻類・・・サワガニ、アメリカザリガニ、ミナミヌマエビ、ミズムシ、ニホンヒメフナムシ
ミズダニ類・・・ミズダニの一種
貝類・・・マシジミ、サカマキガイ、ハブタエモノアラガイ、ナガオカモノアラガイ、ヒラマキミズマイマイ
扁形類・・・ナミウズムシ
環形類・・・エラミミズ、イトミミズ科、イボビル、グロシフォニ科、イシビル科

サワガニ

詳しい調査結果に関しては、以下のPDFファイルをご覧ください。

見出川水環境協議会より 

 見出川流域では、見出川の水質と、昔の人と水の良い関係を取り戻すために、いろいろな取り組みが始まっています。それらの地域全体の動きをまとめるために、2008年(平成20年)1月に、近畿地方環境事務所や大阪府の協力を得て、この協議会が立ち上げられました。 

この記事に関するお問い合わせ先

教育部 自然遊学館

電話:072-431-8457
ファックス:072-431-8458
〒597-0091
大阪府貝塚市二色3丁目26-1 自然遊学館

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