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陸生昆虫調査

更新日:2021年04月21日

和泉葛城山ブナ林内の昆虫調査ルート。登山道Aコースの終点付近の林内の様子です。

和泉葛城山の調査ルート

セダカテントウダマシ。コウチュウ目テントウダマシ科の一種。あずき色の翅にある薄黄色の4個の斑紋が特徴です。個体数は少なく、大阪府のレッドリストにおいて、準絶滅危惧に指定されています。

セダカテントウダマシ


自然遊学館では1993年の創館以来、貝塚市内全域において、昆虫の採集、標本作成、データベース化を行ってきました。現在、約3,000種の貝塚市産昆虫標本を所蔵しています。その中で、トンボ目78種、バッタ目102種、カマキリ目7種、チョウ類81種など、ほぼ貝塚市内の全相に近いと考えられる種数が得られたグループもあります(種数は2021年3月までのもの)。
 

 しかしながら、カメムシ目、コウチュウ目、ハエ目やハチ目などの種数が多いグループや、精力的に採集されたとは言いがたいマイナーなグループも残されています。これらのグループの生息状況の確認を行うために、市内の各所で調査を行っています。


2021年度は、せんごくの杜周辺において、4月から11月まで調査を行います。第1土曜日(里山交流センター付近)と第3金曜日(週回路を中心にルートセンサス)を予定しています。

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