令和の里海づくり事業
二色の浜海岸地域における持続的な生態系の保全と里海ネットワーク構築事業
貝塚市の中央部を流れる近木川は、和泉葛城山を源流とする2級河川で、かつて全国の2級河川の中で水質ワーストワンとなった歴史がありますが、市民の皆さんの積極的な環境保全活動により水質は改善し、近木川から流れ出る二色の浜では、大阪湾北限とされるアマモの自生や多くの生物が確認されています。
また、水質改善により、2024年には、大阪府で初めて「きれいで安全で誰もが楽しめるやさしいビーチ」ブルーフラッグビーチの認証取得に至りました。
こうして育まれた二色の浜周辺の良好な里海環境を保全・再生・利活用を推進し、地域の自然と共生する持続可能な社会づくりに寄与することを目的に、本年、産官学・地域住民の連携による「貝塚里海づくり未来協議会」が立ち上げられ、環境省が実施する令和7年度戦略的「令和の里海づくり」基盤構築支援事業に応募し、全国で採択された8団体の中の1つに選ばれました。本市としても、協議会の活動を支援してまいります。
貝塚市では、今後も、多様な主体と連携し、和泉葛城山ブナ林から近木川を含めた地域全体、また、二色の浜全体の自然環境の保全・再生活動に取り組んでいきます。
問い合わせ先:近木川や二色の浜の自然や生物に関することは
貝塚市立自然遊学館:072-431-8457
近木川や二色の浜の環境に関することは
貝塚市市民生活部環境衛生課:072-433-7188
協議会の活動全般に関することは
貝塚市都市整備部:072-433-7247







更新日:2025年10月14日