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ため池の動物

更新日:2021年02月03日

甲殻類

スジエビ。テナガエビ科。オスの体長は約35ミリメートル、メスの体長は約50ミリメートル。腹部に7本の黒い筋模様が入る。川や池に生息し、藻類や水草も食べますが、他の小動物の方を好みます。この画像は水槽内の1個体を撮影したものです。

スジエビ

ミナミヌマエビ。ヌマエビ科。オスの体長約20ミリメートル。メスの体長約30ミリメートル。川や池に生息します。雑食性。この画像は水槽内の1個体を撮影したものです。

ミナミヌマエビ

アメリカザリガニ。アメリカザリガニ科。北アメリカ原産の外来種。成熟個体の体長は8から12センチメートルで、それより大きくなることもあります。5対ある歩脚のうちの第1歩脚が大きなハサミ状になっています。雑食性。この画像は水槽内の1個体を撮影したものです。

アメリカザリガニ

ミズムシ。ミズムシ科。体長約10センチメートル。池、川、水田などに生息します。雑食性。汚れた水の指標生物に指定されています。この画像は採集した1個体を白いバット(=トレイ)に入れて、背面から撮影したものです。

魚類

ギンブナ。コイ科。成長すると体長15から20センチメートルになりますが、さらに大きくなる個体もいます。池沼や川の下流に生息します。雑食性。この画像は水槽の中の1個体を撮影したもので、右向きです。

ギンブナ

コイ。コイ科。成長すると体長60センチメートルほどになりますが、さらに大きくなる個体もいます。口ひげが特徴です。池沼や川の下流に生息します。雑食性。この画像は水槽の中の1個体を撮影したもので、左向きの頭部と半身だけが写っています。

コイ

タモロコ。コイ科。成長すると体長12センチメートルほどになります。口ひげが特徴。池沼や川の中流・下流に生息します。動物食の強い雑食性。この画像は水槽の中の1個体を写したもので、右向きです。

タモロコ

モツゴ。コイ科。成長すると体長10センチメートルほどになります。池沼や川の下流に生息します。雑食性。この画像は水槽の中の1個体を撮影したもので、左向きです。

モツゴ

トウヨシノボリ。ハゼ科。成長すると体長10センチメートルになることもあります。尾ヒレに橙色の斑点があります。池沼や川に広く分布します。この画像は水槽の中の1個体を撮影したもので、左向きです。

トウヨシノボリ

ミナミメダカ。メダカ科。成長すると体長35ミリメートルほどになります。小川、用水路、流れが緩やかな川に生息します。動物プランクトンを摂食します。この画像は水槽の中の1個体を写したもので、右向きです。

メダカ

両生類

トノサマガエル。アカガエル科。オスの体長は約40から80ミリメートル。メスの体長は約60から90ミリメートル。後肢が長く、跳躍力が強い。池や水田に生息。肉食性。この画像は、草むらにいた1個体を撮影したもので、左向きです。

トノサマガエル

ヌマガエル。ヌマガエル科。体長30から50ミリメートル。メスの方が大きい。背中側に小さなイボ状の突起が並び、イボガエルと呼ばれることがあります。腹側は白色。池、湿地、水田、流れが緩やかな川に生息します。肉食性。この画像は、地面にいる1個体を撮影したもので、右向きです。

ヌマガエル

ウシガエル。アカガエル科。体長110から180ミリメートル。北アメリカ原産の外来種で、環境省により「特定外来生物」に指定され、飼育や運搬が禁止されています。池や水田、流れが緩やかなに生息します。オスはブォーブォーと大きな声で鳴きます。肉食性。この画像は、近畿環境事務所の許可を得て飼育展示していたもので、右向きに写っています。

ウシガエル

貝類

ドブガイ。イシガイ科。現在はヌマガイとして扱われています。殻が黒色の淡水にすむ二枚貝。殻の長さが20センチメートル程度になることもあります。この画像は、手で持っている状態のものです。

ドブガイ

ヒメタニシ。タニシ科。成熟すると殻高が30ミリメートルを超える淡水にすむ巻貝です。雑食性。この画像は、陸上の石の上に置いたもので、殻のフタが少し開いた状態を撮影したものです。

ヒメタニシ

スクミリンゴガイ。リンゴガイ科。池や水田に生息する淡水にすむ巻貝です。殻高が50ミリメートルを超えることもあります。南アメリカ原産の外来種で、イネを食害することから、環境省により特定外来生物に指定されています。この画像は、水田の底を這っているもので、殻のほかに軟体部が少しと1対の触角が写っています。

スクミリンゴガイ

スクミリンゴガイの卵塊。派手なピンク色をしているので目立ちます。画像は、水辺のイネ科植物に産み付けられた卵塊を撮影したものです。

スクミリンゴガイの卵塊

鳥類

ホシハジロ。カモ科。冬季に越冬のため北方から飛来する冬鳥です。オスは頭部が赤褐色で、胸が黒色、体側面が灰色をしています。河口、河川、池で見られます。植物食性が強い雑食性です。この画像は、オス1羽が水面に浮かんでいる状態で、左向きです。

ホシハジロ

カルガモ。カモ科。1年中見られる留鳥です。河川、池、湿地、水田などで見られます。植物食。この画像は、1羽が水面に浮かんでいる状態で、右向きです。カモ科の中では雌雄の判別が困難です。

カルガモ

キンクロハジロ。カモ科。冬季に越冬のため飛来する冬鳥です。オスは頭部、胸、背が黒色です。池、河川、河口に生息します。雑食性。この画像は、オス1羽が水面に浮かんでいる状態で、左向きです。

キンクロハジロ

ハシビロガモ。カモ科。冬季に越冬のため飛来する冬鳥です。先が広がった嘴が特徴です。オスは頭部が緑色です。池や川に生息します。植物食が強い雑食性です。この画像は、オス1羽が水面に浮かんでいる状態で、右向きです。

ハシビロガモ

ヒドリガモ。カモ科。冬季に越冬のため飛来する冬鳥です。オスは頭部が赤褐色で、頭頂がクリーム色をしています。池や川に生息します。植物食が強い雑食性です。この画像は、オス1羽が水面に浮いている状態で、右向きです。

ヒドリガモ

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