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更新日:2023年06月05日

講演会「貝塚市の伝統工芸 和泉櫛ヒストリー」を開催しました

講演に耳を傾ける受講者の皆さん

講演に耳を傾ける受講者のみなさん

令和5年3月25日(土曜日)午後2時より3時30分まで、第127回かいづか歴史文化セミナーとして、滋賀県立大学人間文化学部教授の市川秀之さんを講師にお迎えし、講演会「貝塚市の伝統工芸 和泉櫛ヒストリー」を開催しました。

講演では、平成28年度に実施された伝統工芸「和泉櫛」の民俗調査に調査委員として携わっていただいた経験をもとに、和泉櫛の民俗調査の概要、なぜ貝塚でつげ櫛の生産が始まったのか、多様な種類の櫛について等、和泉櫛の特長とその歴史について民俗学的な視点からご講演いただきました。

講演会には、和泉櫛発祥の地である沢町会のみなさんをはじめ27名の方にご参加いただきました。

和泉葛城山ブナ林は国の天然記念物指定100周年

【和泉葛城山ブナ愛樹クラブ】のみなさんがダブル受賞!

おおさか環境賞の表彰式のようす

おおさか環境賞の表彰式

和泉葛城山ブナ林が国の天然記念物に指定されて100周年となる記念の年に、大きな花を添える嬉しいご報告があります。このブナ林とその周辺環境の保全に取り組まれているボランティア団体【和泉葛城山ブナ愛樹クラブ】(以下、「クラブ」と表記)のみなさんが二つの賞を受賞されました。

一つは、令和4年度おおさか環境賞です。この賞は大阪府が自主的かつ積極的に他の模範となる環境の保全または創造に資する活動に取り組む個人、団体等を表彰するもので、クラブには府民活動部門の大賞が授与されました。

もう一つは、令和5年度「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰です。これは自然環境の保全に関して顕著な功績があった個人、団体等を表彰し、自然環境への国民の認識を深めようとするもので、クラブは環境保全部門の受賞者に選ばれました。

いずれの受賞も、クラブで長年取り組まれてきた国指定天然記念物和泉葛城山ブナ林とその周辺の緩衝樹林帯(バッファゾーン)の保全、ブナ若木の育成と植樹など将来にブナ林を継承するための活動や、市民参加イベントの開催などの普及啓発活動などが高く評価されたものです。引き続き環境保全活動への取り組みに協力していくとともに、クラブのますますの活躍と発展を祈念するものです。

この記事に関するお問い合わせ先

教育部 文化財保存活用室

電話:072-433-7126
ファックス:072-433-7053
〒597-8585
大阪府貝塚市畠中1丁目17番1号 本館5階

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