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古文書講座
◆「江戸時代の農作物」
平成23年9月28日(水曜日)から5回にわたり、「江戸時代の農作物」と題して古文書講座を開催しました。
江戸時代、泉州地域では主食である米をはじめ、木綿、甘蔗(かんしょ)、菜種、生姜(しょうが)などさまざまな農作物を生産し、商品作物として販売されたり、年貢として納められたりしました。
テキストでは、米不作の年に村々へ下げ渡された米の話や、木綿の値段が高いとして引き下げを求める達(たっし)、木綿売買の際代銀受け取りをめぐる争いなどを取り上げました。ほかに、甘蔗(サトウキビのこと)やスイカは水の行き届かない荒れ地でしか作ることが許されないお触れが出されていたり、生姜を作ると年貢以外に冥加銀(みょうがぎん)を納めなければならなかったりと、江戸時代ならではの制限がつけられていたことがわかりました。
講座の参加者からは、「江戸時代の農作物は、現代とは大分違っている様子がわかります。」「農作物について興味がありますので非常によかった。」といった感想をお寄せいただきました。
◆古文書講座(第38回)開催のお知らせ
◆「木嶋谷と水間寺」
木嶋谷と呼ばれた近木川中流域に位置する清児・名越・森・三ツ松・水間の地域の人びとの暮らしや、8世紀に行基(ぎょうき)によって建立されたと伝える水間寺と地域との結びつきを解明していきます。
日時:第1回 平成24年1月11日、第2回 1月18日、第3回 1月25日、第4回 2月8日、第5回 2月15日
いずれも水曜日午後2時~4時30分
会場:貝塚市民図書館2階視聴覚室
資料代:100円
申込:住所、氏名、電話番号を明記の上、はがき・Eメール・ファックス、電話いずれかで、下記まで事前にお申込みください。
連絡先
〒597-8585 貝塚市畠中1丁目12‐1(貝塚市民図書館2階)貝塚市郷土資料室
電話 072(433)7205 / ファックス 072(433)7107
- この記事に関するお問い合わせ先
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教育部 文化財保存活用室
電話:072-433-7126
ファックス:072-433-7053
〒597-8585
大阪府貝塚市畠中1丁目17番1号 本館5階
更新日:2011年12月05日