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襖(ふすま)の解体と下張り文書
教育委員会では古い襖を解体し、その下張り文書の取り出し作業を市内の文化財調査の一環として進めています。
古い襖には、表面の下に何層もの紙が張り込まれていて、その中には以前使っていた帳簿や手紙などのさまざまな古文書が再利用されています。襖が古ければ古いほど含まれている古文書も古いものになります。
古文書を取り出す作業としては、まず襖から黒塗りの木枠を取り除き、骨組みと襖紙(襖の表・裏)とをはがすことが必要です。

骨組みからはずされた襖紙は、骨組みに近いほうを上にして作業台に置きます。


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更新日:2011年12月05日