7ページ

平成22年度の埋蔵文化財調査

平成22年度の発掘調査は、平成23年1月現在、遺跡内の確認・発掘調査を12件、遺跡範囲外の試掘調査を5件実施しました。今年度は宅地造成や住宅建築件数が減少しており、昨年度の同時期と比べると10件以上の減少となっています。

調査では、貝塚寺内町遺跡の調査が5件で最も多く、特に願泉寺境内の調査を2回実施しており、溝・堀の発見（6ページ参照）が大きな成果です。

また、中世の須恵器、白磁などが王子西遺跡で出土していますが、他の遺跡調査では遺物の出土もなく、遺構も確認できませんでした。

遺跡範囲外の試掘調査では、遺物の出土もなく、遺構などを発見することはできませんでした。

平成22年度（2010年度）発掘調査一覧表（平成23年1月末日現在）
遺跡名	調査件数	調査面積（平方メートル）	遺跡名	調査件数	調査面積（平方メートル）
貝塚寺内町遺跡	5	45.30	地蔵堂廃寺	1	4.50
加治・神前・畠中遺跡	1	18.00	水間二ノ戸遺跡	1	11.25
王子西遺跡	1	13.75	長楽寺跡	2	12.50
橋本遺跡	1	9.20	遺跡外	5	191.50
合計				17	306.00

この記事に関するお問い合わせ先: 教育部　文化財保存活用室

電話：072-433-7126
ファックス：072-433-7053
〒597-8585
大阪府貝塚市畠中1丁目17番1号　本館5階
メールフォームによるお問い合わせ