現在の位置

4ページ

更新日:2011年03月03日

表門

表門の修理工事は屋根替え部分修理で、屋根瓦の葺き替えや控柱の足元を継いでいる石材の交換等がおこなわれました。現在の外観は、御坊前通り(門前の道路)側の屋根に再利用された古い瓦が、境内側の屋根に新しく製作された瓦が葺かれているほか、龍の彫刻をはじめとした各部の彫刻の彩色が復原されたり、金具類や敷き石等が取り替えられ、装いを新たにしています。 

表門

鐘楼

鐘楼の修理工事は屋根替え部分修理で、屋根瓦の葺き替えのほか、柱等の木材の交換や基壇の部分解体等がおこなわれました。現在の外観からは、瓦が葺き替えられ、柱や石材の一部が新しくなっているようすがうかがえます。 

鐘楼

築地塀・目隠塀

築地塀は表門の北側・南側とも、本堂等の修理に先駆けて修理工事中の車両等の進入路を確保するために、その大部分が一旦解体され保管されていました。また、目隠塀は今回の修理事業に先立って解体され保管されていました。いずれも木材の補修や取り替えをおこないながら再度組み立てられ、元の姿に復原されました。現在の外観からは、瓦や漆喰(しっくい)壁が新しくなっているようすがうかがえます。
 

築地塀
目隠塀

現在、願泉寺境内は一部を除いて自由に見学することができます。外観のみの見学となりますが、お近くを訪れた際にはぜひ平成の大修理を終えた願泉寺の各建造物をご覧になってください。

注1 願泉寺では、平成23年3月13日(日曜日)に本堂等の落慶法要がおこなわれ、関係者にはじめて本堂内部が公開される予定です。

この記事に関するお問い合わせ先

教育部 文化財保存活用室

電話:072-433-7126
ファックス:072-433-7053
〒597-8585
大阪府貝塚市畠中1丁目17番1号 本館5階

メールフォームによるお問い合わせ