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更新日:2020年05月28日

古文書講座

古文書講座33の様子の写真

◆「江戸時代のおふれ」

平成22年5月29日(土曜日) から5回にわたり、「江戸時代のおふれ」と題して古文書講座を開催しました。

江戸時代において、幕府や藩などから一般の人びとに知らせる命令や取り決めである「おふれ」は、当時の人びとの暮らしに関わる部分が多く含まれ、自由を制限するものとされましたが、その一方で高くなりすぎた物価を抑制するなど、暮らしをまもる側面も持ち合わせていました。

講座では、貝塚市畠中でかつて七人庄屋をつとめた要家の古文書を通して、「おふれ」が出された時代の背景やその目的などを明らかにしていきました。

講座の参加者からは、「日記と記録などは個性のくずし字があり難解であったが、今回の講座のような文章だと解読しやすく、よいと思う。今後も色々な資料での講座をお願いします」といった感想のほか、今後取り上げてほしいテーマとして「武士の日常生活」、「織田豊臣期の貝塚を中心とした戦い」などの希望が寄せられました。

古文書講座(第34回)開催のお知らせ 「江戸時代の天災-地震・雷・火事・・・-

長崎県島原地方を襲った地震を伝える史料の写真

約200年前の1792年(寛政4年)4月1日に長崎県島原地方を襲った地震を伝える史料。島原城下町は背後にあった眉山の崩壊(=「山潮」)と、大津波(=「洪波」)によって流失したとあります。「島原大変」と呼ばれ、死者1万5000人を数えた大災害の様子を伝えています。

江戸時代は、現代と比べて天災に対する備えは十分ではありません。地震の時の対応や雷・火事などの被害情報をはじめ、災害にまつわる様々な記録をテキストに、当時の人びとの対応や幕府・藩などの動向を明らかにしていきます。


日時:平成22年9月25日-第1回、10月2日-第2回、10月16日-第3回、
  10月23日-第4回、10月30日-第5回 いずれも土曜日午後2時から4時30分まで
場所:貝塚市民図書館2階視聴覚室
申込:住所、氏名、電話番号を明記の上、はがき・Eメール・ファックス・電話いずれかで、下記まで事前にお申込みください。

連絡先 〒597-8585 貝塚市畠中1丁目12-1(貝塚市民図書館2階)貝塚市郷土資料室
電話:072-433-7205 ファックス:072-433-7107

この記事に関するお問い合わせ先

教育部 文化財保存活用室

電話:072-433-7126
ファックス:072-433-7053
〒597-8585
大阪府貝塚市畠中1丁目17番1号 本館5階

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