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願泉寺本堂北側の調査
平成22年3月26日に願泉寺本堂の北側にある雨落溝(あまおちみぞ)の埋設管設置工事に先立って、調査を行いました。
調査区の土層は大きく3層に大別でき、第1層が延石(のべいし)の据え付けや埋設管に伴う破壊層、第2層は願泉寺本堂建設以降の堆積層、第3層は地山(本堂建設以前の自然堆積層)です。
第2層からは遺物が出土していないため、堆積した時期は確認できませんでした。また、幅0.05メートルの杭跡の可能性がある小穴を確認しました。
調査区の断面調査の結果、願泉寺本堂北側の地形については、南東方向から北西方向へ地形がゆるやかに傾斜していることが確認できました。
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更新日:2010年06月08日