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10月3日（土曜日）に「重要文化財願泉寺と貝塚寺内町 現地見学会」を開催しました。

当日は、願泉寺境内にて現在修理中の本堂、表門、鐘楼に続いて、感田神社を見学した後、寺内町地域に残る登録有形文化財の町家11軒をまわりました。今回は、まる博'09「貝塚寺内町と紀州街道まるごと博物館」開催期間中であるため、並河家、利齋家、岡本家、吉村家、名加家については、主屋部分の土間や店の間など、建物内部についても見学することができました。

今回の見学会は、市内外から104名のみなさんにご参加いただきました。

参加者の方からは、「ふだん見ることのできない町屋の内部まで見学させていただき良かった」、「貝塚にもまだ古い町家がこんなにも残っていたのを初めて知りました」といった感想をいただきました。また、「願泉寺の本堂内部も見せてほしかった」、「孝恩寺や水間寺など山手地域の見学会も企画してほしい」という意見もいただきましたので、今後はこれらの見学会についても企画していきたいと思います。

注意：願泉寺は現在も重要文化財建造物の修理が進められているため、通常は見学できません。

10月3・4日の二日間、旧貝塚寺内町地域において、貝塚寺内町と紀州街道まちづくり協議会の主催で「まる博'09」と題するイベントが開催されました。このイベントでは、貝塚寺内町と紀州街道の文化財建造物の一部を公開し、まちかどギャラリーを設けて、町全体がまるごと博物館になりました。