絵本『「はやぶさ」から「はやぶさ2」へ』ができました
貝塚市立善兵衛ランドでは、熊取町在住の山本恭子さんと山本拓さんが作成された絵本『「はやぶさ」から「はやぶさ2」へ』を、著者に了解を得て増刷しました。善兵衛ランドに来て頂ければ、読むことができます。
また、貝塚市内の公立幼稚園、小学校、中学校、図書館、公民館(中央、山手、浜手)、自然遊学館、ハート交流館でも読むことができます。
現在、小惑星探査機、はやぶさ2は小惑星リュウグウに到着し、サンプルリターンのためリュウグウの調査中です。そして来年早々に最初の着陸を試み、春にはサンプルを採取し、2020年末に地球に帰還する予定です。
山本恭子さんは熊取町出身、子どもの頃、善兵衛ランドに通い、当時の館長から話を聞き、小惑星に関心を持つようになりました。2007年から東大大学院理学系研究科で地球惑星科学を専攻。大学院生として2年間、宇宙航空研究開発機構(JAXA)で、はやぶさの軌道修正や後継機の開発、小惑星の調査に携わりました。
はやぶさ2が到着したリュウグウの事前観測を行い、(自転周期、自転軸の向き、大きさ、形状、組成など)その観測結果をもとに、はやぶさ2の計画は立てられました。
絵本の中には小惑星探査の持つ意味、はやぶさの成果、そしてはやぶさ2の計画について易しく描かれています。山本恭子さんが世界各地の天文台に行き、リュウグウを観測したときの様子もリアルに描かれています。
絵本を読めば、子どもたちが夢を膨らませ、宇宙のことに関心を持つことと思います。
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更新日:2020年05月18日