2月21日木星観察会

木星は1月10日に衝を迎え、観察の好機に入りました。「衝」とは、太陽系の天体が地球から見て、ちょうど太陽と反対側になる瞬間のことをいいます。地球と惑星の距離が近くなるため、明るく大きく見えます。また、夕方から明け方まで一晩中見ることができます。
善兵衛ランドでは、1月ごろから5月ごろまで望遠鏡での観察ができます。望遠鏡では、表面の縞模様や近くにある衛星が見えます。
2月21日20時の空

南の空には冬の星座が明るく輝いています。日本から見える1等星16個のうち7個がこの季節に集中しており、見どころがたくさんあります。
南の空を見上げると、まず目につくのはオリオン座の整った姿です。オリオン座には赤く輝くベテルギウスと白く輝くリゲルの二つの1等星があります。オリオン座の南東には、ひときわ明るいおおいぬ座のシリウスが見えます。シリウスには「焼き焦がすもの」という意味があり、全天一明るく見える恒星です。そして、オリオン座の東にはこいぬ座のプロキオンが見えます。このベテルギウス、シリウス、プロキオンの3つの星を繋いでできる三角形を、「冬の大三角」とよんでいます。また、シリウス、プロキオンとふたご座のポルックス、ぎょしゃ座のカペラ、おうし座のアルデバラン、オリオン座のリゲルの6つの星を繋いでできる六角形を、「冬のダイヤモンド」または「冬の大六角形」とよんでいます。また、「冬の大六角形」の中のふたご座のところには、木星が明るく輝き、とても賑やかです。
日時
令和8年2月21日(土曜日)19時から
予約は要りません。
閉館時間の30分前(21時15分)までにお入りください。
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更新日:2025年03月20日