4月26日春の星座観察会
春の夜空を見上げると、頭の真上から少し北の方向に、七つの星が「ひしゃく」の形を描いているのが見えます。これは、「北斗七星」といわれるおおぐま座のおしりから尻尾にあたる部分です。北極星を探す目印になる星の並びとして有名です。
そして、その弓なりにそりかえったひしゃくの柄のカーブを、そのまま南に伸ばしていくと、オレンジ色に光る明るい星、「うしかい座」の1等星、「アークトゥルス」があります。さらにカーブを先に延ばすと、青白く輝く「おとめ座」の1等星「スピカ」にたどり着きます。この北斗七星からスピカまでの大きなカーブを、「春の大曲線」とよんでいます。この「春の大曲線」は、春の星座探しの良い目じるしになります。他には、うしかい座のアークトゥルスとおとめ座のスピカ、そして、しし座のお尻のところにある2等星デネボラを結んでできる「春の大三角」やこの三つの星とりょうけん座の3等星コル・カロリを結んでできる四角形「春のダイヤモンド」も良い目じるしになります。
「春の大三角」の西側に、クエスチョンマークを裏返したような星の並びが見えます。これは、「ししの大鎌」とよばれる、しし座の頭から胸に当たる部分です。鎌(かま)とは、草刈鎌(くさかりがま)のことで、形が似ていることからこのよび名が付きました。「ししの大鎌」の柄の先には、1等星の「レグルス」が、白く輝いています。

日時
令和7年4月26日(土曜日)19時30分から
予約は要りません。
閉館時間の30分前(21時15分)までにお入りください。
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更新日:2025年03月20日