11月2日土星観察会
東の空の高いところに、明るさの揃った4つの星が四角形に並んでいるのが見えます。これは、「秋の四辺形」といわれる星の並びで、ペガスス座の胴体にあたる部分です。「秋の四辺形」は秋の星座探しのよい目印になります。
秋の夜空には、1等星がみなみのうお座のフォーマルハウトしかなく、寂しい感じがします。しかし、今年はフォーマルハウトの少し上で土星が明るく輝いています。また、東の空からは木星がのぼってきて華やかさを添えています。
土星
土星は9月8日に衝を迎え、観察好機に入っています。「衝」とは、太陽系の天体が地球から見て、ちょうど太陽と反対側になる瞬間のことをいいます。地球と惑星の距離が近くなるため、明るく大きく見えます。また、夕方から明け方まで一晩中見ることができます。
善兵衛ランドでは、9月から12月中旬まで望遠鏡での観察ができます。
土星の環は、約15年周期で傾きが変化します。環の見え方は、2017年に最も開いた形になった後、どんどん細くなっています。そして、来年2025年には、地球や太陽から見て環が真横を向くような位置関係になるため、見かけ上、土星の環が消えてしまう「環の消失」が起こります。土星の環はとても薄いので、地球からはほとんど見えなくなってしまいます。
日時
令和6年11月2日(土曜日)19時から
予約は要りません。
閉館時間の30分前(21時15分)までにお入りください。
Googlemap地図情報
- この記事に関するお問い合わせ先
-
教育部 善兵衛ランド
電話:072-447-2020
ファックス:072-447-0149
〒597-0105
大阪府貝塚市三ツ松216
更新日:2024年03月11日