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応急手当について

  1. 心停止の予防
    突然死の可能性のある傷病を未然に防ぐことです。



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  3. 心停止の早期認識と通報
    突然倒れたり、反応がない人を見つけたら、直ちに心停止を疑い、大声で助けを求め、119番通報、AEDの搬送を依頼し、救急隊が少しでも早く到着するよう努めることです。



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  5. 一次救命処置(心肺蘇生とAED)
    バイスタンダー等の誰にでもすぐ行える処置であり、心停止傷病者の社会復帰に大きな役割を果たすものです。



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  7. 二次救命処置と心拍再開後の集中治療
    救急隊や医療機関における専門的な処置・治療により心拍を再開させ、社会復帰を目指した高度な治療を行うことです。

応急手当の基礎知識

大切な命を救うために必要な行動を、迅速に途切れることなく行う重要性を表しています

  1. 早い通報 おちついて、はっきりと119番に通報する。
  2. 早い応急手当 救急車の到着前に心肺蘇生法などの応急手当を行う。
  3. 早い救急処置 救急救命士等の行う除細動などの高度な応急処置
  4. 早い医療処置 医療機関における医療処置

 

私たちは、いつ、どこで、突然のケガや病気におそわれるか予測ができません。

このようなとき、病院に行くまでに、家庭や職場でできることを応急手当といいます。

ケガや病気の中には、脳卒中のように意識がなくなって、呼吸ができなくなり、ついには心臓が止まってしまうものや、

プールで溺れたり、喉にお餅を詰まらせたときのように、呼吸ができなくなって心臓が止まってしまうもの、

心筋梗塞や不整脈のように心臓が突然止まってしまうもの、大ケガをして大出血になり心臓が止まってしまうものなど、

特に重篤なものがありますが、このようなときには、救急車がくるまでに何らかの処置をしないと命は助かりません。

このときに役立つ応急手当の方法を、特に救命手当と言います。

カーラーの救命曲線

カーラーの救命曲線画像

上図はカーラーの救命曲線といいます。

心臓が止まってから、何分くらい経つと命が助からないかが曲線で示されています。

  1. 心臓停止後、約3分で50パーセント死亡
  2. 呼吸停止後、約10分で50パーセント死亡
  3. 多量出血後、約30分で50パーセント死亡

ということが分かります。

救急車がきてくれるまでには、全国平均で令和4年中、約10.3分(前年約9.4分)かかります。
もし、呼吸が止まってしまったり、心臓が止まってしまったときに、救急車がきてくれるまで手をこまねいて見ていたら、命を救うことができないことがこの図から分かると思います。

救急講習会の問い合わせ

わたしたちは、いつ、どこで事故や災害にあい、また病気になるかわかりません。そんなとき、応急手当の知識や技術を身につけていると、病気やけがの回復に良い結果をもたらすことが多くあります。

消防署では、町会や職場、婦人会、サークルなど10名程度のグループからの要望があれば、応急手当講習会を実施します。また大切な生命を救うため、より高度な技術を身につける普通救命講習会(講習時間3時間、貝塚市消防長の発行する修了証を交付)もありますので気軽に警備課救急担当まで連絡ください。

 

この記事に関するお問い合わせ先

貝塚市消防本部警備課

〒597-0084 大阪府貝塚市鳥羽122-1
電話:072-422-0119(代表)
ファックス:072-433-4603

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