解体過程
素屋根完成直後
屋根瓦を降ろしている状態
野地板を取り外した状態
野垂木を取り外した状態(小屋組)
2005年(平成17年)7月に素屋根という覆屋の完成後、まず屋根瓦が全て降ろされ、その下に敷かれていた葺土(ふきつち)が全て取り除かれました。その後、野地板(のじいた、屋根の下地板として野垂木の上に張られる板)が、つづいて野垂木(のだるき、屋根の棟木から桁にかけて斜めに取り付けられ野地板の下地となる構造材)が解体されました。また並行して、内部では建具などが取り外されたり、壁土が取り除かれたり、広縁(ひろえん)部・落縁(おちえん)部の天井板や床組などが解体されました。その結果、2006年(平成18年)1月には建物の小屋組が姿をあらわしました。
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更新日:2019年05月23日