本堂素屋根の解体
素屋根の外壁を取り外しています
クレーンで鉄骨部材を解体しています
解体が終わり本堂が姿を現しました
平成20年10月後半から始まった解体工事は、特に屋根を構成する鉄骨部材を降ろすことがとても難しい作業になりました。クレーンで吊して解体する時に強い風を受けると修理の完了した本堂にクレーンが接触してしまう恐れがあり、素屋根という覆屋を組み立てる時に比べ失敗が許されない作業でしたが、組立から携わっている作業員のおかげで作業は滞りなく安全に行われました。
無事に素屋根の解体を終えた本堂は、17世紀中頃の建立当時を彷彿とさせる美しい姿になっています。
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更新日:2020年05月28日