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更新日:2020年02月05日

地域再発見!妙順寺から水間寺へ第1部/第120回かいづか歴史文化セミナー 現地見学会「水間街道を探訪しよう~行基と楠木正成のゆかりの寺院を訪ねて~」

お寺や南氏の歴史について熱心に話す南前住職

お寺や南氏の歴史について

熱心に話す南前住職

令和元年12月22日(日曜日)、83名の方にご参加いただき、すいてつ沿線魅力はっしん委員会と市教育委員会の共催で、現地見学会を開催しました。
最初に訪れた妙順寺は、住職南氏の先祖が楠木正成とともに湊川の戦いで討ち死にしたと伝えられる正成ゆかりの寺院です。妙順寺では、本堂内において、前住職の南宗久さんによる「南氏と楠木正成との関わり」と題した講演などを行いました。その後、行基ゆかりの水間寺まで約1キロの水間街道を歩き、イベントの第2部「地域ショウタイムinかんのんさん」にバトンタッチし、日本伝統芸能「猿まわし」などを楽しんでいただきました。

古文書講座‐市内に残る身近な古文書‐

江戸時代の凶作と歎願(たんがん)

古文書解読に集中する受講者のみなさん

古文書解読に集中する受講者のみなさん

令和元年10月9日から11月13日にかけての水曜日、全5回にわたり「江戸時代の凶作と歎願」と題し古文書講座を開催しました。

江戸時代に凶作が発生した際、人々が領主に年貢を引き下げてもらおうと歎願した話を、要家文書<畠中>から読み解いていきました。


テキストには、日照り続きの凶作を百姓らが訴えた、文化8年(1811年)頃の歎願書を取り上げました。当時の凶作はひどく、「絶株」(たえかぶ=跡継ぎがおらず廃業した農家)や「潰人」(つぶれにん=年貢未納や借金返済が滞り、破産してしまう者)が増えて、村で年貢未納者が数年出続けたため、藩主への歎願は切実なものでした。

古文書講座61(通算292回~296回)のお知らせ

テーマ

庄屋不帰依(ふきえ)-江戸時代の村内対立-

日時

第1回 令和2年2月5日、
第2回 2月19日、
第3回 3月11日、
第4回 3月18日、
第5回 3月25日
いずれも水曜日午後1時15分~3時45分

会場

貝塚市民図書館2階視聴覚室

資料代

100円

申込先

住所・氏名・電話番号を、電話・ファックス(072-433-7053)・Eメールのいずれかで、下記お問い合わせ先まで事前にお申込みください。

この記事に関するお問い合わせ先

教育部 文化財保存活用室 郷土資料室

電話:072-433-7205
〒597-8585
大阪府貝塚市畠中1丁目12番1号 市民図書館2階

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