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更新日:2019年06月01日

発掘調査報告書がダウンロード・閲覧できます

発掘調査を実施した場合、記録を保存・活用するため、調査記録や写真を整理し、まとめた報告書を作成します。市内の発掘調査報告書は、昭和49年度(1974年度)の調査報告書が一番古く、現在まで89冊の報告書を刊行しています。報告書は印刷したものを行政機関などに配布しており、考古学などの研究に役立っています。

近年パソコンやインターネットの普及により遺跡データのデータベース化が進んでおり、発掘調査報告書についても紙に印刷したものだけでなくPDF形式に変換した報告書が、全国規模で登録され、ダウンロード・閲覧できるようになりました。

貝塚市の発掘調査報告書も、現在83冊をダウンロード・閲覧することができます。今後も順次、最新の発掘報告を登録していきますので、興味のある方は利用してみてはいかがでしょうか。

ダウンロード・閲覧ページへのアクセス方法

1 「奈良文化財研究所」の「全国遺跡報告総覧」ホームページにアクセスする

2 TOPページ左側「一覧から探す」欄の「発行機関一覧(都道府県別)」を選択

→「大阪府」を選択

→「貝塚市」を選択

→各報告書のタイトルを選択すると、報告書のダウンロードおよび情報の閲覧ができます

文化財パトロールを実施しています

教育委員会では、市内50ヵ所あまりに文化財案内板を設置しています。近年、経年劣化等のため板面の文字や写真が見えにくくなってきたものについて、毎年数枚ずつ修理を進めています。

これまでも、台風などの自然災害が発生した際には、市内の文化財の現況を把握する目的で適宜パトロールを行ってきましたが、平成28年度より、文化財や案内板等のチェックを中心とした文化財パトロールを定期化しています。平成30年度は、平成29年度のパトロールにもとづき、海塚墓地と岩橋善兵衛(海塚)、円光寺(東)、秦廃寺跡(半田、下画像)の3ヵ所の案内板を修理しました。

日常的に文化財や案内板等の点検には心がけていますが、読者の皆さまも異常に気づかれましたら、社会教育課文化財担当までご一報いただきますようお願いいたします。

「秦廃寺跡」案内板(修理前)の写真

「秦廃寺跡」案内板(修理前)

「秦廃寺跡」案内板(修理後)の写真

「秦廃寺跡」案内板(修理後)