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新緑のブナ林自然観察会を実施しました

林の中を進む一行
令和6年5月26日(日曜日)に和泉葛城山で「新緑のブナ林自然観察会」を実施しました。今年は例年行っているハイキングではなく、バスで葛城山山頂まで向かい、現地で3班に分かれて、各班の解説員である環境省自然公園指導員の中村進氏、本市文化財保護審議会の田中正視委員、和泉葛城山ブナ愛樹クラブの土井雄一代表の解説を聞きながらブナ林を散策しました。募集枠の30名いっぱいの応募をいただき、25名が参加しました。

展望台で解説員からレクチャーを受ける参加者
当日は晴天に恵まれ、さわやかに緑が萌える中、散策を行いました。解説員の説明を聞くだけでなく、参加者からも自然や植物の名前についての質問が飛び出すなど、和気あいあいとした雰囲気の中で観察会は進みました。
参加された方のアンケートでは、「ブナ林や植物のくわしい解説が聞けて勉強になりました」、「美しい自然の中で過ごせて有意義な一日でした」などの感想をいただきました。
参加者の皆様に和泉葛城山ブナ林の魅力を知っていただく一日になったものと思います。
貝塚市文化財保存活用地域計画策定事業
パブリックコメントと市民説明会を実施しました
会場にお越しの参加者のみなさん
本紙83号でお知らせしたように、貝塚市文化財保存活用地域計画(以下、「地域計画」とします)の素案について、市民の皆様からご意見を募集するためパブリックコメントを実施しました。期間は7月8日(月曜日)から7月31日(水曜日)までの24日間です。またできるだけ多くのパブリックコメントをいただくため、7月20日(土曜日)午後2時から3時半まで、市民福祉センター6階多目的ホールにて、地域計画
素案についての市民説明会を開催しました。市民説明会当日は参加いただけるか心配するほどの猛暑日でしたが、幸いにも25名もの参加をいただき、素案の内容について活発な質疑をいただきました。
またパブリックコメントでは、計画策定の目的に関する記述を充実すべきとのご意見、貝塚寺内町における今後の保存と活用の取組みに対するご意見、戦争遺産に関するご意見などの他、本市の歴史に関する伝承についてご教示いただき、地域計画策定に対する賛意などをお寄せいただきました。市民説明会、パブリックコメントに参加いただいた皆様、ありがとうございました。ご意見を反映させた計画修正案は8月22日に開催した本市地域計画策定協議会にて承認を受け、9月26日に文化庁に提出いたしました。本紙83号に記したように、今後文化庁の指導・助言を受けて11月に計画を完成させ、12月に計画の認定を受ける予定です。
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教育部 文化財保存活用室
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ファックス:072-433-7053
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更新日:2024年10月15日