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更新日:2022年11月15日

東京2020オリンピック聖火(せいか)リレーの関連資料-貝塚市歴史展示館の展示資料から7-

水間鉄道の聖火リレーヘッドマーク

水間鉄道のヘッドマーク

大会での選手たちの活躍は皆さまの記憶にも新しいこととは思いますが、令和3年に開催された東京2020オリンピック・パラリンピックから1年あまりが過ぎようとしています。
貝塚市歴史展示館(ふるさと 知っとこ!館)では、聖火リレーのトーチ【本誌76号で紹介】の他にも聖火リレーの関連資料を展示しています。
本市内での聖火リレーは、令和3年4月14日(水曜日)、歴史展示館横の日本生命体育館をスタート地点とし、市役所本庁舎(ミニセレブレーション会場)前を通過、市立第一中学校運動場をゴール地点とする約3kmのルートを12区間に分けて開催される予定でした。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響で大阪府内全域の公道でのリレーが中止されました。
そして、大阪府での聖火リレーは、4月13日(火曜日)・14日(水曜日)、吹田市の万博記念公園内で行われ、本市からは市民ランナー3名が参加されました。
現在歴史展示館では、スタート地点・ミニセレブレーション会場・ゴール地点に設置される予定だったバックパネル、ランナーが着用した公式ユニフォーム、広報用に作成した水間鉄道のヘッドマーク(写真)、ポスター、のぼり、丸ウチワ等を展示しています。
さまざまな資料をご覧いただくことで、まぼろしとなった貝塚市内の聖火リレーに思いをはせていただく機会となればと思っております。ぜひ歴史展示館へお越しください。

大北太鼓台(おおぎたたいこだい)の龍(りゅう)の彫物(ほりもの)-貝塚市郷土資料展示室の展示資料から-

大北太鼓台桝組彫物

大北太鼓台桝組彫物 龍

貝塚市郷土資料展示室(貝塚市民図書館2階)では、市役所旧庁舎の閉鎖に伴い移管された市内北町の大北太鼓台桝組(ますぐみ)彫物 龍を展示しています。
太鼓台は、旧貝塚寺内町(じないまち)地域で開催される夏祭り「貝塚宮・太鼓台まつり」で各町から担ぎ出されるもので、ふとん太鼓とも呼ばれます。
展示している龍の彫物は、屋根下の桝組という部分の四隅を飾る16丁の龍のうち最上部の4丁一組です。平成元年の大修理の際に取り替えられ町会で保存されていたものですが、多くの人の目にふれることになればという思いから、平成3年、大北町会から市に寄贈していただきました。角が折れていたり手足がなくなっていたりしている部分はありますが、高松彦四郎(たかまつひこしろう)という大阪の彫物師の手で彫られた精巧な彫物で、ガラス製の目玉は彫物師の秘伝であるガラス目工法で作られています。
図書館および郷土資料展示室へお越しの際には、ぜひご観覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

教育部 文化財保存活用室

電話:072-433-7126
ファックス:072-433-7053
〒597-8585
大阪府貝塚市畠中1丁目17番1号 本館5階

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